ミズクラゲ
刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/ミズクラゲ科
傘に透けて4つの胃・生殖腺が見え、「ヨツメクラゲ」とも呼ばれる。これが、トレードマークの「四つ葉のクローバー」。
中には、五つ葉や六つ葉のクローバーをもつミズクラゲもいる。
撮ったときは気づかなかったのに、後から写真を見てびっくり!
傘の直径は大きいものだと30cm、それ以上になるものもいる。
細く短い触手が、傘の縁に一列に無数に並ぶ。
傘の裏側中央に口があり、ヤナギの葉のように4本の口腕が伸びる。
この触手と口腕がゆらゆらと動く様子が、息をのむほど繊細で美しい。
刺胞をもつが、毒性はあまり強くないらしい。
遊泳能力は低く、水中を漂って生活している。
えさは主に動物性プランクトン。パフパフしながら、同時に酸素も取り込んでいる。
キタミズクラゲ
刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/ミズクラゲ科
ミズクラゲと似ているが、傘の縁とトレードマークの四つ葉が褐色。
ミズクラゲより傘が丸っぽく厚みがある印象。動きもミズクラゲより少し力強い感じ。
ラビアータ
刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/ミズクラゲ科
外国産のミズクラゲ。
傘の裏側の口腕が、ミズクラゲよりフリル感が強くヒラヒラしている。
ミズクラゲは繊細で穏やか、ラビアータはそれに加えて優雅さがあるような気がする。
四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれる。
ミズクラゲを見ていると幸せな気持ちになれる。