海月美紗のしょうかっこう

小確幸とは 小さいけれども確かな幸せ という意味
何気ない毎日のなかで 小さな幸せを見つけたい

11月17日(日)岩子・清風荘に泊まる Ⅱ

2024年11月17日 | 空と海

相馬観光2日目

大洲海岸で日の出を待つが水平線の上には厚い雲、6時44分、雲の隙間からお日さまが顔を出した!

西の空には満月、もうすぐ鹿狼山に沈む

海から昇る太陽と松川浦の向こうに沈む満月、これを見て欲しかったんだ!

朝ご飯、シラスとメカブと玉子で丼にして食べる

大戸浜で貝殻やシーグラス拾いを小一時間

磯山展望緑地に向かうと、北の空に虹! 海から上る虹を初めて見た!

鹿狼山は紅葉してて、まぁるの庭では皇帝ダリアや秋バラ、十月桜が咲いていた

コーヒーを飲みながらのんびり、遠くの太平洋を眺める

お昼は、浜の駅松川浦の「浜の台所 くぁっせと」で地魚丼を

最初はそのまま醤油で、1/3食べたら漬け丼で、最後の1/3は出汁茶漬けで、3種の味が楽しめる!

本日の地魚は、ヒラメ、ホウボウ、サワラ、スズキ… 切り身が大きくて新鮮でこの上なく美味しいんだよ!

メヒカリの唐揚げもカリッと美味しい!

浜の駅でお土産に海鮮やご当地名物を買い込む

田村の見渡神社で見つけたよ!とメールが届いた、すっかり狛犬めぐりにハマった様子、これは野田平業さんの流れをくむ狛犬ではないかしら…?

相馬に住んでるから、相馬の旅館に泊まるなんていう体験はしたことがない

海と海鮮、太陽と満月、神社と狛犬、そして桜、楽しかったし美味しかった

このハリネズミ、まぁるの庭へ行くたびに「あら、こんなとこにいたの?」って感じであちこちに出没するんだ

また今度、姉妹旅行ができたらいいね

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11月16日(土)岩子・清風荘に泊まる

2024年11月17日 | 空と海

姉妹2人で泊まるのは初めて!

海が見たい!おいしい海鮮が食べたい!と言うし、私は月の出や日の出を見て欲しかったから、相馬観光の計画をいろいろ考えて今日の日を楽しみにしてた

 

スタートは齋春、海鮮好きにお勧めの「齋春海鮮丼」、新鮮だからウニやホッキが甘い! ちゃんと菊が付いてるとこが本物だと思う

腹ごしらえがすんで、午後は相馬のお殿さま由縁の神社巡り、今日は雲が多いけど風がなくて暖かい

相馬中村神社、二ノ鳥居の前の狛犬、足が太くて胸が厚い、馬がいなないてるみたいに上を向いてる

二ノ鳥居と御神木の親子杉

社殿へ上る階段下の狛犬、小さくて可愛い、愛嬌のある表情につい頭をなでてしまいたくなる。安政6年(1859)、江戸時代に建立された狛犬。

相馬神社、社殿前の狛犬、頭が大きくてアニメに出てくるキャラクターみたい、苔みたいなのがいっぱい付いてて表情がよく分からない

涼ヶ岡八幡神社、社殿前の狛犬、たてがみや眉が力強く渦巻いてる、尾がピンと立ち表情が凜々しくてなかなか立派!

八幡神社の夫婦杉、推定樹齢は800年、平成14年10月の台風で片方が倒れてしまった

この後は国玉神社へ、狛犬はいないけど、享保3年(1718年)に奉納されたという対の石灯籠は一見の価値あり

今日の日の入は16時24分、月の出は16時33分、雲が多くて夕陽や満月を見るのは難しい、残念…

案内されたのは5階の西の角部屋、目の前に松川浦が広がる、向こう岸には漁港や民宿・旅館の灯り、右側の奥には松川浦大橋のライトも見える

お刺身は新鮮! 生のホッキとホタテが甘くて美味しい! カレイの煮付けも! ホッキもカレイも地元産、アサリとあおさのおにぎり付き

明け方に西の窓から満月がきれいに見えた、浦の水面に映ってキラキラ輝いてる

今日の天気予報は「晴れ」で気温24℃、よいお天気でありますように…

 

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11月14日(木)紅葉の霊山神社と霊山

2024年11月14日 | 観光名所

霊山が紅葉していたから霊山神社もそろそろ紅葉の時期かと思い…

午前中は用事があって14時過ぎの出発、でも明日からは天気が下り坂だから…

 

霊山神社は、霊山の麓に北畠一族が祀られている神社。明治14年(1881年)に北畠氏の支城があった地に創建された。

御祭神は、北畠親房、顕家、顕信、守親(顕信の子)

建武の新政に尽力した南朝側の皇族・武将を祀る15の神社(建武中興十五社)の一つ

午後の西日でどうしても逆光…

境内から望む霊山

拝殿と紅葉

本殿と紅葉

福日稲荷神社

「五彩のもみじ」京都の嵐山から移植されたという境内の紅葉は、赤、橙、黄、黄緑、緑の5色に彩られる

浪江国見線を石田へ向かうと、道が狭くて対向車が来ると大変…

霊山がすぐ近くに見えて感動! 霊山は神が降りてくる山として信仰されていた山、切り立った岩肌と紅葉が美しい!

奇岩・絶壁で覆われている山の上には、平安時代に霊山寺が開かれ、南北朝時代には霊山城が築かれたという。山頂から見下ろすと眼下にはどんな風景が広がっていたんだろう… 

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11月13日(水)葛尾・大尽屋敷跡の紅葉

2024年11月13日 | 観光名所

晴天、風もない。常磐道を浪江まで南下、福島浪江線を使って葛尾へ。

葛尾大尽屋敷跡は、葛尾の地域振興に活躍した松本三九郎一族の拠点を史跡公園として整備したもの。

紅葉が鮮やか! 赤と黄色と緑と青空と。時々太陽が雲隠れするんだけど、日が差すと紅葉した葉がキラキラと輝く… 

杉沢の大スギ

根元の周囲約23m、樹高約50m、推定樹齢約600年~1000年

寛永20年(1643年)領内巡検中の二本松藩主丹羽光重が「杉沢の大スギ」と名付けたという

虎鳥山と山津見神社本殿

霊山

今年は10月になっても暑い日があったから鮮やかな紅葉は見られないのかと心配していたけど、そんなことはない。阿武隈高地は標高が高いだけあって、今まさに鮮やかな紅葉の真っ最中!

福浪線の交通量は少なくない。道路はあちこち工事中で片道交互通行、ダンプが何台も連なって走ってる。   帰還困難区域の看板が立てられ、家々の錠口にはバリケードが張られている。道ばたに車を停めて紅葉を楽しみたいけど、無理…

帰り道は、船引~川俣~臼石~霊山~玉野から中央道。山々の紅葉は、福浪線より少しくすんでいるような気がする。それでもあちこちでイチョウに日が当たって黄金色に輝いている。見ている私まで気持ちがぽかぽかと温かくなるよう!

 

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11月11日(月)浪江・双葉の被災した狛犬たち

2024年11月11日 | 神社仏閣

予報通り今日は晴天。2週続けて県南の狛犬巡りをしたので、相馬の近くにも狛犬がいないかと思って出かけてみることに…

 

初發神社(浪江町北幾世橋)

御祭神:天之御中主神

相馬中村藩第二十一代藩主昌胤に由縁のある神社。神社の復興資金をクラウドファンディングで募り、2018年12月に改修工事完了。相馬藩の家紋・九曜紋が社殿の屋根や狛犬の新しくなった台座に付いていた。

昭和時代に奉納された狛犬

大正時代に奉納された狛犬

クサ野神社(浪江町請戸)

東日本大震災の津波で流出した社殿が、今年2月に再建された。社号標はもとの境内にあったもの。もとの4体の狛犬のうち2体が見つかり境内の一角に奉納された。

大小2体のうち、大きい方の狛犬は野田平業が彫った狛犬。台座に「彫刻師 野田平業作」と刻まれている。昭和17年(1942)2月28日建立。被災した狛犬は津波で流されて、発見後しばらくの間は墓地に仮置きされていたという。

小さい方の狛犬も無事に奉納された。石工は大和田吉治、昭和3年2月28日建立。2体ともそのまま廃棄されても仕方がないくらいのダメージを受けている。

真新しい社殿の前には真新しい狛犬が奉納されていた。被災した神社の歴史を何百年も先の後生に伝えるために、今までの狛犬とこれからの狛犬が一緒にここにいる。

 

標葉神社(浪江町苅宿)

第13代成務天皇の頃(縄文時代の頃?)染羽国造(しめはのくにのみやつこ)に任じられた足彦命(たらしひこのみこと)が白幡天王を祀ったのが始まり。「染羽」は8世紀頃に「標葉」に変更された。御祭神は須佐之男命。境内には御神酒殿があり、春の祭りで奉納される「どぶろく」が仕込まれている。

震災で社殿に大きな被害はなかったものの、本殿周囲の玉垣や鳥居、石の階段などが倒壊。改修工事が完了した2019年4月、震災と原発事故後初めてとなる祭りが開かれた。震災前は11月に開かれていたが、復興への願いを込めて建立された祈願碑の除幕式も同時に行い「復興祭」として開かれた。

渦巻く波のようなたてがみと尾、そして眉毛。勇ましい表情の阿形の狛犬。吽形の狛犬の前後では2頭の子獅子たちが今にもけんかを始めそう、母獅子が前足で子獅子を押さえている。

 

相馬中村宮初發神社(双葉町)

妙見信仰に篤かった相馬藩によって建立された神社で、寛政3年(1791年)創建。

震災後は避難区域となり、神社の御神体は約10年間、宮司と一緒に避難していた。神社の所在地は放射線量が高くて許可証なしでは立ち入ることができなかった。できることから始めようと、2015年に氏子たちがしめ縄の掛け替えを再開。2019年11月に社殿の修復が完了。2020年3月に立ち入り規制が緩和され、2020年11月に御神体を神社に戻す儀式が行われた。

厳しい表情の狛犬たち、人々が誰もいなくなり神様でさえ遠くに避難していた間、ずっと社殿を守り地域の復興を信じて待っていたのだろうか…

 

八幡神社(双葉町中野)

大津波で全壊し原発事故で立ち入りが制限されていたが、国営の追悼記念施設「復興祈念公園」の敷地内に再建が許可された唯一の神社。

双葉地区には未だ帰還困難区域の指定が解除されず、本来の鎮座地で祭りを行うことが困難な神社が数多くある。そうした神社を遠く離れた場所から遙拝するための合祭殿が新しく併設された。

前に来たときは壊れた石材がガラガラと散らばっている状態だったが、今は境内がきれいに整備されている。白い車でやって来た老夫妻が社殿のまわりを掃除していた。「今日は11日だから。毎月11日にはここに来る」「ここは海岸から500m、前は集落があったが今はもう住めない、氏子たちはここに戻って来たくてももう戻れない」

神社のすぐ隣の家が撤去されずに残っている。屋根瓦が崩れて窓が開いたまま、破れたカーテンが風になびいて…

神社の「八幡」と刻まれた石柱は、あえて震災当時のままに残してあるのだろう。

 

 

 

 

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