数回に亘り、乳様の記事を書かせて頂きました。
最後に、乳様の発祥の地をご紹介致します。
場所は、北海道十勝郡浦幌町瀬多来の山中です。
現在、この場所は日立建機㈱浦幌試験場様が所有しております。
※(注)普段は、試験場内のため許可なく入れません。
この道をしばらく進みますと、乳様の発祥地がございます。
乳様の発祥地は、日立建機㈱浦幌試験場様により、竹垣で囲って立派にお祀りして頂いております。
平成7年に先代の宮司が地元住民とともに「乳様の発祥地を残して欲しい」と願い出てたところ、当時の所長さんも「地元の信仰を大事に守りたい」と立派な竹垣を奉製してくださいました。
平成7年10月竹垣の落成式の様子
当日、奉賛会員や地元関係者が参列致しました。
そして、10年後の平成17年5月7日
日立建機㈱土浦工場様より300本の竹が贈られ、厳選した竹を使用し新に改修工事をして頂きました。。
これは、平成17年の改修落成式の時の写真です。
つやの良い竹垣が完成致しました。
左の木が2代目のナラの木です。元気に育ております。
改修落成式は、私がご奉仕させて頂きましたが、写真でわかりますかね。
白いものがポツポツ、5月なのに珍しく雪が降ったんです。
山に薄っすらと積もる雪がとても綺麗でした。
参列者は、「乳様は女性の様だから、雪化粧をしたんだね」と言っておりました。
このように、乳様の発祥地は、日立建機㈱浦幌試験場様のご協力により守られております。
ありがたいですね。
乳信仰は、この地から始まり、今もたくさんの方々の心の拠りどころとして信仰されております。
宮司一筆
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