浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

厚内神社例祭 船みこし 海路編

2009年06月16日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

厚内神社の船みこしの続きです。

厚内神社のお祭りが一番盛り上がるのは・・・

なんといっても、船みこしが海へ入るところです。

若者等が船みこしを担ぎ、勇ましく海へ入ります。

 

荒波を乗り越えながら、進みます。

  

海に浮かべた船みこしを上下左右に荒々しく振り動かします。

これは船霊様(船の様)の魂振り(たまふり)といわれ、厚内に伝わる船みこしの担ぎかたです。

この魂振り(たまふり)は、様の霊威を高め、豊作、豊漁、厄除などの御徳があると信仰されています。

 

無事に海から上がりました。

地域の方々が拍手で出迎えます。いつ見ても感動します。

  

17名の青年が寒い中、大役を果たしました。

本当にご苦労様でした。

 

地域の人々が一つに結ばれる厚内神社のお祭りです。

浜の子どもたちは、この勇壮な浜のお祭りを見て育ちます。

いずれ、このお祭りを支え盛り上げてくれることでしょう。

 

宮司一筆

 

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の浦幌神社・乳神神社 詳しくは→こちら


厚内神社例祭 船みこし陸路編

2009年06月16日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

6月15日 厚内神社の例祭が午前10時より斎行されました。

厚内地区の皆様とともに、様への感謝の念を捧げました。

 

厚内神社のお祭りといえば、船みこしです。

今年、㈱一伸水産により、新しい船みこしが奉納されました。

「第二あつない丸」

アルミ製の船みこしです。

 

前回まで担がれた船みこしは木造船であったため老朽化が進み引退となりました。

32年間の長きにわたり、厚内神社のみこし渡御(とぎょう)にお仕えした船です。

私どもも3代に亘ってお仕えしてきた船みこしです。

地域の方々のお祭りへの想いを現在に運んでくれた船です。

お疲れ様でした・・・。

船の 船霊様に感謝申し上げ、お焚き上げ致しました。

 

本日、数日続いた雨も止み、めでたく晴れの日をむかえました。

「第二あつない丸」 1年目のみこし渡御(とぎょう)となります。

まず、漁協に到着。

海上安全・豊漁を祈願致しました。港で記念写真。

さ~あ出発!

厚内町内を練り歩きます。

網もとの親方の家々や商店を巡り、浜をめざします。

陸路から海へ・・・・

つづく

宮司一筆

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