設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

汚れない台所

2005年01月08日 15時48分13秒 | 独り言
「男子 厨房に入るべき(?)」
という勝手な解釈を自分の中で作っているものだから 
我が家の狭き台所は 専門屋(夫)がよくウロウロしている。
特に中華料理には男の力は絶大だ!
自分がやると鍋も動かさず はし先だけでかき混ぜている
べったり野菜炒め・・・・
だが男の力で回す中華鍋の野菜炒めは心なしか 
安い安い素材のもやしまでシャッキーンと
なってしまうから不思議だ。

「おとーさん すっご~~~い!」
毎度 こう褒め称える。これがミソ。
まあ、男の料理は豪快が特徴な訳だが 確かに
料理後の台所は物凄い事にもなっている・・・・・
でも、そんな事には触れない。これもミソ。

勿論♂である息子達も引き込む。
「おとーさんの作ったのは美味しいねえ。
 二人とも おとーさんみたいになるといいねえ。
 ほーっほっほ~~」という感じで・・・・

だから毎度 ギョウザ作りとハンバーグ作りには
今のところ喜々としてグチャングチャンの手で
息子達が作っている。
これも終わった後は確かにひどい台所・・・・
だが こっちも目くじらは引っ込める。
これもミソのミソ。

台所を汚したくない!
これは個人住宅のお施主様の奥様達は皆思うらしい。
自分も確かに・・・・
掃除しなくていい台所が欲しい!と思ってしまう。
でも考えれば 絶対汚れない台所!なんて無いに決まっている。
料理をすれば どっかが汚れる。荒れる。

料理上手な人は、料理しながら片付けて スッキリ
奇麗に使うもの。
こう言われてしまうと何も言い返せないが・・・・

大体 人が家の中で動くだけで埃が出ている。
人が住んでいる家の中というのは、多かれ少なかれ
どっか汚しながら住んでるもの。
こうやってズボラな言い訳をなんとか丸め
小汚い台所で今日も家族の食事を作る・・・