リンリン、草時計

現役リタイヤの暮らし=ガーデニングや本・映画・旅に保護犬.エトセトラ…我が子に伝える『マイ・ライフ』

フランス人に学んだことPart2 & ルイ・ヴィトンを初めて見た日

2015-03-20 | 思い出ばなし
フランス人、B子の思い出の続きです。

夏休みも新聞編集の為、学校に近い、彼女の家に行くことになりました。

さぁ、初めての外国人宅♪
それもフランス人形より可愛いB子のおウチ♪

(どんなおウチかしら~愉しみ~~)



ワクワクしながら教えられた道を行くと、現われたのは。。。。



フツー!?

いや普通より古くて、小さくて^^(B子よ、ゴメン)

戦前から有ったような、いわゆる日本家屋!! \(@Д@)/
あまりの予想外に、言葉もありません。

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「どうぞ~入ってェ~」と明るいB子の声で
オドオドしながら家へ入ると・・・・

何と、清々しい空間☆

間数は3~4部屋だったのかしら?
よく覚えていないけど。。。

玄関の板の間には小さな花台に可憐な花が数輪。




玄関脇の和室はグレーのカーペットが敷かれ、
家具らしいものは一つもありません。
(夜はマットレスを出してそこが寝室になるみたい?)

普通の家のように(例えば私の家?^^)
人形ケースやら壺やらがゴチャゴチャ飾られているわけでなく、(^^;)
シンプルそのもの。。。

南側のダイニングルームはガラス窓いっぱい、
(お隣の?)木々に包まれ、
食卓は真っ白な糊の利いたテーブルクロス。

B子の家は母子家庭で
ママの留守中(=確か輸入会社の秘書さん?)
来ているお手伝いさんが、
(この人が又、面白かった♪いつもB子と口げんかばかりで、親子みたいだった)

ポットいっぱいの紅茶と、
生野菜とハム、それに薄く切ったバゲットを
大皿に盛って運んで来てくれて、

これを目当てに?
しょっちゅう遊びに行くことになったイヤシイ私。(--;)



学校新聞なんかそっちのけで、お喋りやカードゲームに興じたものです。

確かトイレの手拭も、タオルでなく、
糊の利いたリネンの刺繍入りクロス(多分、元町の○沢レース?)。
※未だに覚えてる。。。

いつも清潔感に溢れていた、ヒトサマのトイレです☆




居心地が良いとはどういうことか、
豊かさとは何か、


中学生だった私は、チョッピリこの家で学んだ気がします。
※全然身についてないのが哀しい。。。


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そうそう、あの家で目を奪われたのは、
何もない和室の隅に置かれていた大きなトランク
LVの文字がデザインされた旅行鞄。。。

50年以上、つまり半世紀前、私が初めて見たルイ・ヴィトンです☆






「それでウチのママはルイ・ヴィトンに嵌ったんですよォ~」
「今はほとんど誰かに上げたり、売っちゃったりしたんでつ。イヒッ!」
   by リンリン&サララ



※リンリンとサララは里親募集のサイトで出会った子です。
ペットブームの中で、可哀相な子が沢山います。
ペットを飼いたいと思ってる方に、
こんな選択肢もあることを知って頂きたいです。

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