親切に感謝！

今日、外出中に倒れそうに。


９月いっぱいで家の火災保険がきれてしまうので、更新手続きへ。
雨の中、銀行へ２件。
途中でパン屋さんへ寄って、あとは野菜屋さんへ。

「やっぱり長いこと歩いてると、きついな～」
「用事を終わらせて、どこかで休みたいな」
・・・・・・・なんて思いながら、野菜屋さんへ着いた。
娘の好物のオチコがあるのを行きにみつけていて
どうしても買って帰りたかったから・・


いろいろ見たかったけど、体調悪いし、
行きに目をつけておいたオチコとミカンを手にとって
「すみませーん。これお願いしまーす」

店の奥からおじさんが「ちょっとまってねー」



「あ、ちょっとヤバイかも・・・」
私は千円札を握ったまま、その場に座り込んでしまった。

「どうしたとねー。気分が悪かとねー」
おじさんはびっくりして、店の奥のいすに座らせてくれた。
座っているとクラクラしてきて、冷や汗がだらだら流れた。
Tシャツもハンカチも汗でびっしょり・・・

安岡 力也 似のおじさんは、私を心配しながら、
隣でキャベツの千切りをしていた。
「体調の悪かときは、しんどかもんねー」
「なんか、冷たか飲みもんでも、買うてきちゃろうかー」
「遠慮せんでも、よかとばい」
「あんた、家は近くなー？」


おじさん、ありがとう・・・
しばらく休ませてもらったおかげで、なんとか復活。


「本当に助かりました。ありがとうございました」
ヨロヨロとお礼をいって、お金を払って立ち上がると、
おじさんが、「ちょっと待って」と。

「重かろうばってん、キャベツば食べて、元気つけんね！」
さっきまで千切りしていたキャベツを袋一杯つめてくれました。


野菜の高いこの頃、きっと私の購入したオチコより値が張るに違いない。
何度もお礼を言って、お店をあとにしました。

その後も体調は悪かったのですが、（妊娠による低血糖だとわかりました）
おじさんの親切や気持ちがうれしくって、あたたかい気持ちに
なれました。御礼も十分に言えなかったので、
こんど差し入れでも持っていこうかな。
（今度から、おじさんの所で野菜を買うことにします）

困っている人がいたら、声をかけて、手をさしのべてあげれる、
そんなことが自然にできる私でありたいと思います。
あたりまえのことが、意外に難しかったりします・・・