超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

脱気マイクロバブル発生装置による<ソリトン>

2019-04-09 09:06:36 | 超音波システム研究所2011

脱気マイクロバブル発生装置による<ソリトン>

 

 

<夢のようなアイデアについて>

1)ソリトンの非線形相互作用は混沌を導かずに、

逆にある条件の元で、自発的に自己組織化された形を生じる。

2)超音波によるは、

複数の波が重なり合ってできたのではなく、
初期の状態を維持したソリトン

自己集中によって生じるものだとも考えられる。

  上記の1)2)を西田幾多郎の以下の言葉で解釈・消化したいと考えています
そのことにより、基本的な性質による超音波の利用が可能になると言うアイデアです

われわれの

最も平凡な日常の生活が何であるかを最も深くつかむことによって
最も深い哲学が生まれるのである
学問はひっきょうLIFEのためなり。
LIFE
が第一等のことなり。LIFEなき学問は無用なり。


コメント
(現代のものづくりには

もっと深い哲学が必要ではないか

と言う強い思いがあります)

 

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超音波技術<音響流>

2019-04-09 06:59:24 | 超音波システム研究所2011

超音波技術<音響流>



超音波(キャビテーション)と

 音響流を 適正に設定することで、

 目的に合わせた超音波の状態が実現できます


専用水槽の効果は
超音波による複雑な現象を効果的な状態にします。

新しい可能性が沢山あります。

応用発展させた実験・研究を行っています。
( 公開できない結果が沢山あります )

超音波の利用状態を、音圧や周波数だけで結論しないで
「音色」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデル解析で、評価・応用しています

上記の方法による
超音波の利用・応用を提案させていただきます

興味のある方は、 メールでの連絡をお願いします

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

 


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超音波とマイクロバブルによる表面残留応力緩和技術 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2019-04-09 06:58:37 | 超音波システム研究所2011

超音波とマイクロバブルによる表面残留応力緩和技術 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)


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超音波洗浄

2019-04-09 06:56:02 | 超音波システム研究所2011

超音波洗浄




超音波洗浄は以下の工夫で行っています
1)対象物に有効な超音波制御技術
2)間接容器の利用技術
3)専用水槽の設計・製造技術
4)液循環による安定した超音波の利用技術
5)洗剤と超音波の応用技術

<<超音波システム研究所>>



<洗浄の概要>
洗浄とは、洗浄物から汚れを除去すること

<超音波洗浄>
 定義1(一般的な超音波洗浄)
超音波洗浄とは、洗浄液中に超音波を照射し、
 発生する衝撃波で洗浄物から汚れを除去すること

 定義2(理想的な超音波洗浄)
超音波洗浄とは、汚れが除去された被着体の
 表面性が満足される状態になるようにすること

 定義3(超音波洗浄の原理)
超音波洗浄には、物理作用と化学作用による2種類の要素がある
物理作用はキャビテーションあるいは水の流速(加速度)により洗浄を行うこと
化学作用は水や洗浄液の化学反応を促進させることで洗浄を行うこと

      効果のある洗浄の条件
効果のある洗浄とは
汚れのある洗浄物の界面擬集エネルギーに打ち勝つ超音波エネルギー
を界面に与えることで汚れが除去されること
汚れのない洗浄物の表面擬集エネルギーよりも小さい超音波エネルギー
を界面に与えることで洗浄物にダメージを与えないこと

        条件
1) 1年の中で、季節変化の影響による洗浄効果の変化を最小限にする
2) 1日の中で、時間経過の影響による洗浄効果の変化を最小限にする
3) 洗浄液の変化による洗浄効果の変化を最小限にする
4) 除去した汚れの再付着量を最小限にする
5) 洗浄液・洗浄物・洗浄治具・洗浄水槽・超音波 等
   の最適化により洗浄効率を高くする


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非線形振動現象をコントロールする超音波技術

2019-04-09 06:52:11 | 超音波システム研究所2011

非線形振動現象をコントロールする超音波技術

超音波システム研究所は、
メガヘルツの超音波発振制御プローブの開発製造技術を応用して、
「非線形振動現象をコントロールする超音波技術」を開発しました。

 

超音波伝搬状態の測定・解析・評価技術に基づいた、
オリジナル非線形共振現象(注1)の制御による、
精密洗浄・加工・攪拌・検査・・への新しい応用技術です。

注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象

各種材料の音響特性(表面弾性波)を効率よく利用するために
表面の残留応力分布の緩和処理を効率よく実現できます。

弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
抽象代数学の超音波モデルにより
非線形現象の応用方法として
オリジナル発振制御方法(注2)を開発しました。

注2:オリジナル発振制御方法
2種類の超音波発振を行います
一つは、スイープ発振制御を行います
もう一つは、パルス発振制御を行います
詳細な設定は、目的・対象物・治工具・・
システムとしての振動系から論理モデルに基づいて設定します
(動作確認により微調整を行い、使用経過の中で
より良い状態に発展させていきます
詳細な制御設定は、使用者によるノウハウとなります)

 

ポイントは
超音波素子表面の表面弾性波利用技術です、
対象物の条件・・・により
超音波の伝搬特性を確認(注3)することで、
オリジナル非線形共振現象として
過渡超音応力波(注4)に対処することが重要です

注3:超音波の伝搬特性
非線形特性
応答特性
ゆらぎの特性
相互作用による影響

 

注4:過渡超音応力波
変化する系における、ダイナミック加振と応答特性の確認
時間経過による、減衰特性、相互作用の変化を確認
上記に基づいた、過渡超音応力波の解析評価

様々な分野への利用が可能になると考え
各種コンサルティングにおいて提案しています。

コンサルティング内容
1)超音波の非線形現象をコントロールする技術の説明
2)超音波の非線形現象をコントロールする方法の説明
3)超音波の非線形現象をコントロールする技術の応用方法の説明
4)その他(具体的な超音波装置への適用)
5)デモンストレーションによる説明
・・・・・

詳細に興味のある方は
超音波システム研究所にメールでお問い合わせください。

2019年4月に、新製品として販売しています
使用・購入を希望される方は、メールでお問い合わせください

参考動画

https://youtu.be/vggE6Mx64Xg

https://youtu.be/VZBmXbS4qtY

https://youtu.be/Pk5Msppp0n8

https://youtu.be/-PuldQC8uFU

https://youtu.be/dHvg4L3Wcpw

 

https://youtu.be/o2oinzCy8BA

https://youtu.be/lWF6jcluW4A

https://youtu.be/L1ziPXsDrls

https://youtu.be/jGjIlch4VFw

https://youtu.be/f5TZZA9Ftgk

<<超音波技術>>

メガヘルツの超音波発振制御プローブ
http://ultrasonic-labo.com/?p=14570

メガヘルツの超音波を利用する超音波システム技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=14350

 
 

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ノウハウ<超音波振動子の設置、脱気・マイクロバブル発生液循環>

2019-04-09 06:42:07 | 超音波システム研究所2011

ノウハウ<超音波振動子の設置、脱気・マイクロバブル発生液循環>


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間接容器と定在波による「超音波制御技術」を開発

2019-04-09 06:23:34 | 超音波システム研究所2011


間接容器と定在波による「超音波制御技術」を開発


超音波システム研究所は、
 超音波(定在波)の制御技術を応用して、
 間接容器を利用した、新しい超音波制御技術を開発しました。


今回開発した技術は、
超音波の定在波を利用して、
 間接容器の音響特性と組み合わせることで、
 超音波機器の発振周波数とは異なる、
 幅広い超音波の伝搬周波数の特性を利用可能にした技術です。

 40kHzの超音波振動子を使用して、
 100-200kHzの超音波の効果が実現できます。

 なお、超音波システム研究所の「超音波機器の評価技術」により、
 具体的な効果を<数値化・グラフ化>することで確認しています。



これは、新しい方法および技術です、
 今回の実施結果から
  超音波照射の対象物の範囲が
  金属、樹脂、・・から、
  植物、生物、・・・といった範囲にも可能であると考えています。


なお、今回の技術をコンサルティング事業として、
展開することを計画しています。



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超音波(基礎実験)no.72

2019-04-09 06:23:11 | 超音波システム研究所2011

超音波(基礎実験)no.72



水槽を含めた、各種容器の音響特性・液循環の効果を利用して、
 表面改質、洗浄、化学反応促進、乳化、分散・・・  
 の適応技術として提案させていただいています。
<<超音波システム研究所>>


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キャビテーションの発生とエロージョンについて

2019-04-09 06:22:54 | 超音波システム研究所2011

キャビテーションの発生とエロージョンについて

自動車エンジンの燃焼技術を参考にすると、
振動子の表面の液の流れが
淀むところでエロージョンが発生することが考えられます

従って、適度な流れを振動子の表面に起こすことで対策は可能です

この流れのコントロール要因に
水自身の動く能力(水の律動的状態)が関係しているように考えています

7層のカスケードはリズム過程群を認知している。

各々の水槽は、流体の流れとなる律動だけではなく、
三次元のリズムをも導く。

水のレベルは水槽の中で上昇下降を繰り返している。
水はそれぞれで律動的拍動状態にある。

7層のカスケードと水の律動

 

 <<< 超音波の論理モデル >>>

代数モデル
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1311

数学的理論
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1350

音色と超音波
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1082

物の動きを読む
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1074

超音波の洗浄・攪拌・加工に関する「論理モデル」
 http://ultrasonic-labo.com/?p=3963

樹脂・金属・セラミック・ガラス・・の表面改質に関する書籍
 http://ultrasonic-labo.com/?p=7530

超音波資料
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1905
 
 

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湯川秀樹 「創造への飛躍」

2019-04-09 06:22:33 | 超音波システム研究所2011

長岡先生の休学 

湯川秀樹 「創造への飛躍」
長岡先生の休学(昭和四十二年二月)より

 人間の一生の中のある時期に自分の生きてゆく道がきまる。
少なくとも一度は、どの道をえらぶかについての決定がなされねばならぬ。

 といっても、もちろん自分で決断する機会があたえられるとは限らない。
親のいうとおりにしたとか、自分で考える能力のない小さい時に道がきまってしまっていたとか、
あるいは経済的な事情によって、自分の希望する道が到達不可能だったとかいう場合が、
過去においては非常に多かったであろうし、今日でも少なくないであろう。

 私などは仕合わせな人間で、大学教育を受けうる家庭的環境の中で、
高等学校在学中に、自分の意思で物理学者として一生をすごすという決断をすることができた。
それは大正の末期であった。それは私にとって、そんなにむつかしい決断ではなかった。

 それにくらべると、私よりずっと前の年代、
特に明治二十年ごろ以前に青年期を迎えた人たちが、
科学者となる決断をするのは、容易なことではなかったはずである。
 
なぜかといえば、私たちの時代には、すでに多くの先輩の日本人科学者が実在していたのに反して、
明治二十年ごろ以前には、科学に関しては、外国の学者から教えてもらって習い覚えるとか、
外国の研究を追試するとかいう以上のことが、まだほとんど何もなされていなかったからである。

そういう時代に科学者となる決断をするに至った青年たちの心境は、どんなものだったのか。
 人によって、また選んだ専門によって、いろいろな違いもあったろうが、
しかし、それらの間の違いよりも、それらと私たちの場合との違いの方がずっと大きいのではないか。
そんなことをかねがね私は漠然と考えていた。

 ところが、つい先ごろ私はこの点に関する非常に興味ある文献が残っているのを知った。
それは長岡半太郎先生が八十五歳でこの世を去られる数年前に書かれた
「中学卒業後の指針」と題する開成中学での講演の原稿である。その中に次のような文章がある。

 「私の時代には大学に入る予備校すなはち今の高等学校には、文理の区別はなく、
今日より選択には幾分の余裕が存しましたが、私は一時相当に苦しみました。
(…中略…)大学に入りて一年経過いたしましたとき、
多少欧米で研究された事項を了解いたしましたが、自分は他人のなした後を追うて、
外国から学問を輸入し、これを日本人間に宣伝普及する宿志ではありませんでした。
必ずや研究者の群れに入りて、学問の一端を啓発せねば、男子に生まれた甲斐がない」

 ここまでは、私が物理学の研究者になろうと志したのと、大して変わりはない。
大正末期と明治二十年ごろとの大きな違いは、その次の文章に、はっきりと現れてくる。

 「東洋人は研究に堪能でないか否やを明白にして、
しかる後おもむろに将来の方針を一定するが得策であると考へました。
まだ春秋に富んでいるから、一年を棒に振ったところで損をすることは僅かである。
もしあやまてば取り返しのつかぬ事態に遭遇するから、決然一年休学を願い出て、
支那における科学に関する事項を調べてみました」

 はじめて、この文章に接した時の私は、驚愕の念を禁じえなかった。

二十歳になるやならずの青年が、自分の前途を決定するために、
決然として大学生としての一年間を棒に振る。

常人の考えることではない。考えても容易に決行できることではない。

 さて大学生、長岡半太郎氏の休学一年間の調査の結果は、次の文章で示されている。
 「支那における渾天儀(天文観測機)、暦法、指南軍(黄帝)、
北光の観測(山海経)、有史以前に属します。
○戦国時代恒星表(石氏、甘氏)、太陽黒点(?)、天の蒼々たる、これ本色か(荘子)、
微分の観念(恵施)、共鳴の実例(荘子)、雷電の説明(荘子)、
エネルギーの概念(荘子)(二千三百年前)、金属の研究、
○銅錫の合金(礼記、周公、二千九百年前時代)、鉄製刀剣(二千二百年前)。
大砲と解釈される霹靂車、すなはち火薬の利用(千七百五十年前)。
ことごとく支那独創的のもの。ギリシャ、ローマより渡来せるにあらず。」

 かくして得られた結論は、

 「これほどの研究があるからには東洋人でもこれに専念すれば終に
欧米に遜色なきに至らんと確信を得るに至りました。
これが私をして物理学に執着するに至らしめた根源であります」

 長岡先生の出発点が、このようであったればこそ、
果たして明治三十七年(一九〇四年)には
世界の物理学者に先駆けて原子模型に関する論文を発表するに至ったのである。

今にして思えば、このような大先輩を日本人の中に見出していたことが、
大正末期の高校生であった私をして、迷うことなく、
物理学研究の道を選ばしめる要因の一つとして大きく作用していたのではなかろうか。

 最近の中国古代の科学史の研究の成果が、長岡先生の調査結果を、
どこまで裏書しているかについて、私はまだ詳しく検討していないが
、少なくとも「当たらずといえども遠からず」といってよいであろう。

先生は特に「荘子」が好きであったらしいが、私自身も「荘子」の愛読者である。
そこには偶然の一致以上の理由があるに違いない。

 この講演の原稿の最後は、もしも調査結果が思わしくなかったと仮定した場合、
どの道を択んだであろうかと問われたなら、 「恐らく東洋史を攻究したらうと思ひます」 
という文章で終わっている。

この数年来、日本や東洋や、さらには人類全体の歴史に対する関心が、
とみに強まってくるのを感じている私は、この最後の文章にも「なるほど」と相槌を打ちたくなるのである。

湯川秀樹 「創造への飛躍
長岡先生の休学(昭和四十二年二月)より






 

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