超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

新しい技術を考えていく

2024-11-01 20:46:49 | 超音波システム研究所2011

新しい技術を考えていく上で参考になる
「鶴見和子の創造性に関する講演」資料より


学術講演 「日本人と創造性」   鶴見和子
・・・
創造性に3つのタイプがあるのではないか

1)内発、古代論理優先->「同化型」 例 関口信夫
2)中間型     ->「折衷型」  例 柳田国男
3)概念・形式論理優先->「対立・統合型」例 南方熊楠


・・・
これらの創造性が、水俣病の患者の・・・
未曾有の困難にぶち当たったとき、人間はどのように困難を乗り越えてゆくか

それは、創造的でなければ出来ないことです

困難事態が新しい困難・・・

!!!!このような、創造性の分類は、普通の人の行き方を
!!!!ぶんせきする道具である

もう一つ、創造性の分類は
社会変動の担い手のタイプにつながっていく・・・

コメント
大変難しいのですが、創造性に取り組むものとして
重要な考え方を提出しているとともに
物を作るうえでの
社会における哲学を要求しているように感じます

参考資料
http://www-soc.kwansei.ac.jp/kiyou/53/53-ch1.pdf




補足(わかりやすい説明)
生物学の中村佳子さんは「ヒトも大腸菌も同じ祖先から生まれ、
一つ一つの生きものはアリはアリとして、ヒトはヒトとしてたったひとつのゲノムの可能性を展開し、
常に新しいものを生み出そうとする力を内に持つ『自己創出系』」と言われます。
1分前の私と、今の私では違っているけれど私は私。
同じだけれど変わるということが生きものの本質ですが、新しいものはゼロから生まれるのでなく、
異質と出会い、結びつくことで生まれるそうです。
水俣病と出会い、人間は自然の一部であり、自然破壊とは、外部の自然を壊すだけでなく、
人間自身の内なる自然の破壊でもあると気づかれた、社会学の鶴見和子さんは、
それぞれの地域の持つ伝統を生かし、
異質を加えて暮らしやすい社会を地域住民が創造するという「内発的発展論」を生み出されました。
経済成長を目的とする近代化論に対し、人はそれぞれ持って生まれたものを思いきり発現、
成長する事が目的で、経済成長は条件にすぎないと言われます。
感性論哲学では感性が人の本質であり、理性は、感性から湧き上がったものを形にする手段能力と言い、
仏教では自分の中に全てがあると言われ、
教育―エデュケーションとは内にあるものを引き出すという意味ですが、
まさにいのちは内に持っているもので、生まれ、成長するもの。
不確かな時代ですが、生きものとしての自分に込められた長い時間は確かなもの。
人は、生きものとしての45億年、先祖からの歴史、文化が出来上がるまでの長い積み重ね、
とさまざまな時間を背負って今ここに生きています。“みんな違って、みんないい”、のがいのちの本質。
連綿と続く自分の中に込められた「時間」を大切にしながらただ1回限りの命の花を咲かせませんか。

参考図書 鶴見和子 対話まんだら 藤原書店
『45億年の私の「生命」』生命誌と内的発展論 より








流体の科学〈中〉波動 (単行本)
• 単行本: 227ページ 
• 出版社: 日刊工業新聞社 (2002/03) 
流体の科学について(中巻へのはしがき)


 上巻の上梓以来7年が経過した.

その間に蓄積された資料のうち,流体の波動に関する部分のみをここに収めた.

 上巻のはしがきに標榜した精神はここでも変わらない.

つまり「青い星」地球を表徴する2つの流体,水と空気,
について我々が18世紀から持っている手法である古典力学,
19世紀から持っている熱力学だけを頼りに,
それでも21世紀に生きる我々の知的好奇心を刺激するに足ると思われる現象をとり上げた.

 大別するとそれは水面波,音波,衝撃波/膨張波となる.

技術の分野では,これらは海岸工学,音響学,航空宇宙工学/機械工学に対応する.
他方水面波のかなりの部分を占めるソリトンは前世紀後半に勃興した数理物理学の分野である.

 現象解明にあたって解析的手法を重視し,

上巻で要求された予備知識以上のものを仮定せずに,
式を順次追うだけで理解できるよう,「行間をとばす」ことを極力避けた.
これは本シリーズを貰くもうひとつの姿勢である.

数値流体力学が主流となった時代下で教育された研究者が多数派となった現在,
ブラックボックス化した知識の累積が
想像力/創造力の枯渇を招くという危険を予防しなければならないからである.

感想
 想像力/創造力の枯渇は、
 情報や知識による「観察する力」にあらわれていると考えます





 事実が見えない
 事実を追求しない
 事実を信じない
 事実・・・




 この本は、今の現実を心配して書かれていたように思います




 私は、「渦巻ポンプ講義 生源寺順(著)養賢堂(1943)」を読んだとき
 人に技術を説明するための、誠実な努力を非常に感じました
 その理由が、情報を利用して事実を追求していく方法が貫かれていることにあった
 と思います

 

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音と超音波の組み合わせを利用した超音波制御技術を開発 No.6

2024-11-01 19:59:23 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究所は、

 *超音波伝搬状態の測定技術(オリジナル製品:超音波テスター)
 *超音波伝搬状態の解析技術(時系列データの非線形解析システム)
 *超音波伝搬状態の最適化技術(音と超音波の最適化処理)
 *表面弾性波の制御技術
 ・・・・
 上記の技術を応用して

 <音と超音波の組み合わせ>を利用した
  超音波(非線形共振現象)の制御技術を開発・応用しています。




注:オリジナル非線形共振現象
 オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
 共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
 超音波振動の共振現象


今回開発した技術の応用事例として、
 各種部品・材料の状態(空中、水中、弾性体との接触・・)
 に合わせた、超音波の効果的(洗浄・改質・攪拌・化学反応促進・・・)
 な利用を実現させています。

■参考(実験動画)

https://youtu.be/rNoutNa_6R4

https://youtu.be/wQED3zK8iGk

https://youtu.be/Qp80yyJbrOk

https://youtu.be/wt5oiERKhX0

https://youtu.be/lrBd-zMdbdQ

https://youtu.be/_SSh7lFmLsA

https://youtu.be/0DkXo_zBqDQ
 
 
 


https://youtu.be/S08mkjdCKNM

https://youtu.be/9TYUHrwndxU

https://youtu.be/kSa_RdKDI8k

https://youtu.be/aE0fe75XGcA

https://youtu.be/c3nac1nsvO4

https://youtu.be/MZ1OpoqEHlc




これは、新しい方法および技術です、
 各種の実施結果(注)から
 様々な組み合わせによる幅広い対応を提案しています。

 注:
1)5MHz以上の伝搬状態を利用したナノレベルの乳化・分散
2)音と超音波の組み合わせを利用した溶剤の均一化による洗浄
3)非線形現象を利用した超音波霧化サイズのコントロール
4)容器の表面弾性波を利用した化学反応制御
5)オリジナル非線形共振現象を利用したミクロレベルのバリ取り
6)伝搬周波数のダイナミック制御による均一な粒子製造
7)音響流の最適化による金属表面残留応力の緩和
8)伝搬状態のダイナミック特性による表面検査
9)加工油・めっき液・・・の均一化処理
10)大型部品の超音波シャワー洗浄
11)ナノバブルの製造
12)超音波とオゾンの組み合わせによる脱臭・洗浄
13)超音波溶接
14)アルミダイキャスト装置への超音波伝搬
15)貴金属粉末、CNT・・洗剤・・触媒・・・粉末の表面処理
16)・・・


なお、今回の技術(詳細なノウハウ・・)を
 コンサルティング事業として、提供(対応)しています。

音(低周波:0.2-10kHz)と
 超音波(高周波:10kHz-5MHz)を組み合わせることで
 低出力のシステムによる
 高い音圧や高い周波数の超音波刺激が実現します。
 ポイントは目的に合わせた非線形現象のコントロール技術です。


<<技術の根底にあるもの>>

音(振動現象)の形を聴く
Hearing the shape of a sound(Vibration phenomenon)

太鼓の形を聴く」と言う問題を紹介します 

音(振動)の現象は難しいのですが、 
太鼓の音ということを一つのモデルケースとして 
考え続けられている問題があります 

超音波の解析に応用できると考えています 

特に、これからの 

超音波の洗浄・加工・評価・・・・応用技術の基礎事項として 

これらの研究成果は役立つと考えています 

超音波システム研究所の技術は 
 物に作用する
 表面弾性波を考慮した
 超音波の「音の形」を研究する 
  という方法を続けていきたいと考えます 

Hearing the shape of a drum
http://en.wikipedia.org/wiki/Hearing_the_shape_of_a_drum




<<参考>>

音と超音波の組み合わせ
 http://ultrasonic-labo.com/?p=14411

音と超音波の組み合わせ技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=12463

音と超音波の組み合わせによる、超音波システム
 http://ultrasonic-labo.com/?p=7706

超音波洗浄に関する非線形制御技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1497

表面弾性波を利用した超音波制御技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=14311

超音波プローブによる非線形伝搬制御技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=9798

超音波の非線形現象
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2843

統計的な考え方を利用した超音波
 http://ultrasonic-labo.com/?p=12202




超音波の非線形振動
 http://ultrasonic-labo.com/?p=13908

超音波<測定・解析>システム
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1000

表面検査対応超音波プローブ
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1557

超音波システムの開発技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1522

超音波測定解析の推奨システムを製造販売
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1972




超音波発振・計測・解析システム(超音波テスター)
 http://ultrasonic-labo.com/?p=7662

オリジナル超音波システム
 http://ultrasonic-labo.com/?p=9894

超音波プローブの<発振制御>技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1590

<樹脂容器>を利用した超音波制御
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1484

超音波水槽の新しい液循環システム
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1271

<樹脂の音響特性>を利用した超音波システム
 http://ultrasonic-labo.com/?p=7563

超音波を利用した「表面弾性波の計測技術」
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1184




超音波振動子の改良による、超音波制御技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=9865

オリジナル技術(音圧測定解析)
 http://ultrasonic-labo.com/?p=7662

超音波コンサルティング
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2295




 


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ポータブル超音波洗浄器の利用技術

2024-11-01 19:18:11 | 超音波システム研究所2011
ポータブル超音波洗浄器の利用技術


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メガヘルツの超音波発振制御プローブ製造技術 ultrasonic-labo

2024-11-01 19:13:47 | 超音波システム研究所2011
メガヘルツの超音波発振制御プローブ製造技術 ultrasonic-labo




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ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブ

2024-11-01 18:55:31 | 超音波システム研究所2011
ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブ


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ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブ(半導体ウェハーの表面検査)ーー超音波システム研究所ーー

2024-11-01 18:47:16 | 超音波システム研究所2011
ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブ(半導体ウェハーの表面検査)ーー超音波システム研究所ーー


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超音波洗浄機のダイナミック液循環システム

2024-11-01 17:50:47 | 超音波システム研究所2011
超音波洗浄機のダイナミック液循環システム


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<<超音波伝搬現象の分類::超音波実験>>

2024-11-01 17:38:53 | 超音波システム研究所2011
<<超音波伝搬現象の分類::超音波実験>>


超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
 超音波伝搬状態の測定データを
 バイスペクトル解析することで、
 超音波振動が伝搬する現象に関する分類方法を開発しました。


今回開発した分類に関する方法は、
 超音波の伝搬状態に関する
 主要となる周波数(パワースペクトル)の
 ダイナミック特性(非線形現象の変化)により
 線形・非線形の共振効果を推定します。

これまでのデータ解析から
 効果的な利用方法を
 以下のような
 4つのタイプに分類することができました。

 1:線形型
 2:非線形型
 3:ミックス型
 4:変動型

 上記の各タイプに基づいた装置開発・制御設定・・・
 成功事例が多数あります。

特に、
 安定性・変化の状態・・・に関して
 周波数成分による詳細な分類により、
 目的と効果に対する、効率のよい
 各種条件の設定・調整が可能になりました。

さらに、洗浄に関しては
 汚れの特性やバラツキに関する情報が得られにくいため
 このような分類をベースに実験確認することで
 効果的な超音波制御が、実現します。

その他の応用事例
 超音波洗浄機の評価、超音波振動子の評価、・・・
 超音波加工・溶接・曲げ・・・振動現象の制御
 超音波による化学反応促進・抑制(例 めっき)処理
 表面を伝搬する超音波振動の特性による表面検査・表面処理
 液体・気体・弾性体(粉末・・)に対する
  超音波(攪拌・乳化・分散・粉砕・表面の均一化・・・・)処理
 その他


この分類の本質的なアイデアは、
 超音波による定在波の特徴を、抽象代数学の
 「導来関手」に適応させるということです。

抽象的ですが
 超音波の伝搬状態を計測解析するなかで
 定在波に関する的確な対応・制御事例から
 時間経過とともに変化する状態を捉えるために
 「導来関手」とスペクトルシーケンスの関係を
 線形・非線形の共振効果に対応した
 複体の変化により分類することにしました。
 

 なお、超音波システム研究所の「非線形制御技術」は、
 この方法による、
 具体的な技術(例 超音波制御システム)として対応しています。

応用技術として
 非線形性の発生状態に関する研究開発を進めています。
 「超音波利用の最も大きな効果が、非線形状態の変化にある」
  という考え方が一歩進んだと考えています。

なお、今回の技術をコンサルティング事業として、
展開・対応しています。




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超音波システムに関する実験

2024-11-01 17:37:40 | 超音波システム研究所2011

超音波システムに関する実験


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ガラス容器内の金属部品処理実験ー超音波による表面残留応力の緩和処理ー(超音波システム研究所)

2024-11-01 17:31:32 | 超音波システム研究所2011
ガラス容器内の金属部品処理実験ー超音波による表面残留応力の緩和処理ー(超音波システム研究所)


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