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セイロンカレー店

休日のおひる、夫が初めてのカレー屋に義母と私を連れて来た。
定番「セイロンカレー」を食し、紅茶を飲みながら、一息ついたら
店名の「印度亜」が気になりだした。この「亜」は何だろう、
お店の人「印度の下という意味で、ホラ、下の方にありますからネ」
インド大陸の下=南にある国、つまりセイロン=スリランカのこと。

グルメ雑誌をめくっていた隣の女性客が
「ここの店長は協力隊でスリランカに行ったそうです」
思わず私「うちのも協力隊でインドに行っていたんですよ。」※
店長「ホホー、インドとは、珍しいですね。向うの政府に断られて、派遣をやめてからもう長いですしね」夫「そう、もう30年以上まえになります」
30代女性店員はモルジブのバレーボール指導で応募したが、惜敗したという。
島根県は、協力隊に参加する割合が日本一高いとか。働き口が少ないからかな?

青春の2年間を海外で苦労するので、協力隊員は自然になかま意識が芽生える。

日頃、母に付き切りの孤独な生活をしている夫も、久し振りに往時の話が出来た。
「Kもインドの話が出来て嬉しかったろうね」と義母がめずらしく洞察力を見せる。

ここまで会話が進んだのも、隣同士になった、
初対面のよその奥さんと私が話したことがきっかけ。
女性のお喋りこそは人々を結びつけるパワーの元。
と今回も自画自賛になってしまった。
セイロンカレーは思ったほど辛くなかった。

この記事について、夫「よせよせ、協力隊なんて誰も興味もたないって」
果たしてそうか、ただの僻みか、試してみようじゃないの。とUPした。

※彼は23歳でインド、28歳でシリアの、計2回行った。2度目に便乗したのが私。
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コメント
 
 
 
お久しぶりです (かよちーの)
2008-11-12 22:21:01
この記事、食いつきました・笑。
わたしの友人の友人で彼女から逃れるためにルーマニアだかどこだかの海外青年協力隊に行った人います。
あと後輩のお父さんが、熟年の協力隊で活躍している人がいますよ。大手電機メーカーで早期退職して海外を飛び回っているそうで、ときどきアヤシげなアクセサリーなどをしていると大体お父さんのお土産だったりしてます。
わたしは、日本にいたら日本語しゃべれな人なので全然縁がありませんが、、。
 
 
 
かよちーのさん (Bianca)
2008-11-13 22:34:45
こんばんわ!わたしもすっかりご無沙汰しました。
おや~、このマイナーな話題について結構ご存知ですね、さすがー!「彼女から逃れるために」なんて艶聞家は向うで別の彼女に捕まったりしているのではないかな。私の知人にはもう30年近く前ですが、現地で上司と不倫をして妊娠したので中途で帰国、家族や協力隊の反対を押し切り、一人で生んで育てた女性がいます。熟年の方は、高校の同級生(女性)が今アフリカに行ってます。外国語は必要に迫られればできますね。日本にいる限り不必要だし、妙に取り越し苦労して悩むことはないですね。外語産業を富ますだけです。
 
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