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退学願い

義母が、暗いうちから起きて何かゴソゴソしている。
夫が見るとボールペンを握り、施設への連絡帳を開いて

「『〇〇〇〇=施設名を卒業したい』と書いたけど、卒業を退学と直すかねえ。」

それで、「修正液がほしい」とのこと。
夫は「直すことは無い、そのまま出せばいいと思うよ」と答えたそうだ。

ちなみに彼女は〇〇〇〇は学校で、事務長は校長先生、自分は
学生だと思っている。
「夜寝ている間も、頭は色々考えるもんだね」と自分で自分に感心している。

夜もおちおち寝ないで、そもそも不要な文をより良くしようと悩む姿は、
まるでブログに熱中する私自身を見るようだ。
私も、殆んど意味の無いことに、心魂を傾けているのかも知れないゾー。

夕方返って来た連絡帳には
「そんな淋しいこと言わずに、また顔を見せて下さい」
というスタッフからの返事があったそうな。
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