映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
「桃山・江戸の美」展とラウル・デュフィ
出光美術館所蔵品より
県立島根美術館で10月1日~11月9日
台風が近づいているらしく、雲行きが怪しく、宍道湖は灰色に波立っている日に松江大橋の北詰めで車を降り、15分くらい歩いて、美術館へ。
安土桃山といえば牡丹や孔雀などの、絢爛豪華なイメージで、割ととっつきやすいが、会場でわたしの目を惹いたのは・・・・・・「韃靼人狩猟図屏風」(狩野光信)と「平家物語一の谷・屋島・壇の浦合戦図屏風」「阿国歌舞伎図屏風」など。後の2点は筆者不詳というのも、時代がしのばれる。
外の掲示に「ラウル・デュフィ」の名が目に入った。まずこれを見ようと、2階に。
展示室1の西洋絵画「色彩の饗宴」(8月26日~12月7日)にラウル・デュフィの「ニースの窓辺」があった。これは当美術館の自慢の所蔵品らしく、同じ絵が以前も「窓」か「水」のテーマの時出ていたような。その時も一見マティスかなと思ったけれど、今度もそう思った。最近egoisteさんのブログで彼の名が紹介されるまでは、デュフィの絵を見てもずっとそんな風だったのだろう。
1階の図書室で、美術出版社の「世界の巨匠」シリーズ20冊ばかりの中に、ラウル・デュフィもあった。そして売店には、彼の絵の2010年度カレンダーが発売されている。そうして見ると知らぬは私ばかりなり、だったのだろうか。彼の画集を見ると印象派とかマティスとかセザンヌとかの影響を受けたあと、独自の風を確立したらしい。しかし軽妙洒脱というかれの味がわかる人は美術愛好家にもそう多勢はいないかもしれない。egoisteさんの言っておられるように。
展示室4の「空(くう)ー何もないという豊かさ」(8月27日~12月14日)には植田正治の砂丘を背景にしたおなじみの家族写真があるが、ほかに女性ヌードとか、Men's Bigiの為のファッション写真など、これまでとはちがうのが見られて面白かった。
県立島根美術館で10月1日~11月9日
台風が近づいているらしく、雲行きが怪しく、宍道湖は灰色に波立っている日に松江大橋の北詰めで車を降り、15分くらい歩いて、美術館へ。
安土桃山といえば牡丹や孔雀などの、絢爛豪華なイメージで、割ととっつきやすいが、会場でわたしの目を惹いたのは・・・・・・「韃靼人狩猟図屏風」(狩野光信)と「平家物語一の谷・屋島・壇の浦合戦図屏風」「阿国歌舞伎図屏風」など。後の2点は筆者不詳というのも、時代がしのばれる。
外の掲示に「ラウル・デュフィ」の名が目に入った。まずこれを見ようと、2階に。
展示室1の西洋絵画「色彩の饗宴」(8月26日~12月7日)にラウル・デュフィの「ニースの窓辺」があった。これは当美術館の自慢の所蔵品らしく、同じ絵が以前も「窓」か「水」のテーマの時出ていたような。その時も一見マティスかなと思ったけれど、今度もそう思った。最近egoisteさんのブログで彼の名が紹介されるまでは、デュフィの絵を見てもずっとそんな風だったのだろう。
1階の図書室で、美術出版社の「世界の巨匠」シリーズ20冊ばかりの中に、ラウル・デュフィもあった。そして売店には、彼の絵の2010年度カレンダーが発売されている。そうして見ると知らぬは私ばかりなり、だったのだろうか。彼の画集を見ると印象派とかマティスとかセザンヌとかの影響を受けたあと、独自の風を確立したらしい。しかし軽妙洒脱というかれの味がわかる人は美術愛好家にもそう多勢はいないかもしれない。egoisteさんの言っておられるように。
展示室4の「空(くう)ー何もないという豊かさ」(8月27日~12月14日)には植田正治の砂丘を背景にしたおなじみの家族写真があるが、ほかに女性ヌードとか、Men's Bigiの為のファッション写真など、これまでとはちがうのが見られて面白かった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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いい作品をご覧になりましたね。
私の近くのG県立美術館にもデュフィを1点常設としています。他の美術館でも結構観ますから日本人は案外デュフィを好きなのではないでしょうか。。。
軽やかな音楽のような絵ですね。色彩も美しいし。。。
理屈で観ようとすると難儀な絵ですよね。
群馬県立美術館にも(アッこの固有名詞は出しちゃいけなかった?)デュフィがあるんですか?
とにかく、カレンダーになるくらいですから、親しまれているようですね。知らぬは私ばかりなりでした。
絵を文章にしようとすると難しいですね。
蕪村の絵なんか好きなんですがね。