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山陰3大学写真展


3大学とは島根大学、鳥取大学、島根県立大短期大学部をさす。

島根県立美術館の一隅でやっていたので、平日の昼過ぎのぞいてみた。

ここで高校生の写真展を見た記憶がある。調べてみたら2010年2月。あの時の高校生が大学生になったということか。しかし、かつて新鮮な刺激を与えてくれた質量ともの活発さがなくなったように思える。指導者の有無という面もあるのだろう。また当地の高校生の多くは、大都市とか他県に進学してしまうということも影響しているのか。中では日頃わたしがよく撮っている、ナンジャモンジャとか、宍道湖畔とかの写真があり、懐かしかったが、そういう場合、違う観点がないと、印象に残らない(なんだか審査員の口調になったが)
1年生のほうが上級生より良いような気がしたのは、次第に周囲に染まり麻痺していくのか。少数の鋭く頑張っているものもあるけれど、全体として山陰の眠ったような空気を帯びている気がする。しかしそんな中、写真展を開くだけまだましだ。主催者の人、受付の人、ご苦労さま。

しかし「次第に周囲に染まり麻痺していくのか」などと批評している私も、松江に来てもう5年、当初の新鮮な目と心が曇っているのかも。自戒しなくては。

●高校写真展
→2010-2-7「浮世絵遊覧 歌川広重展」
●山陰の写真家
→「植田正治『僕のアルバム』」08-4-19
→「伯耆大山」   08-11-8
→「堀市郎とその父~」 12-5-6
→「帰ってきた佐野史朗」 10-8-24
→「頑張れ島根!かたらお・スポーツ写真展 」 9-12-12
●その他の写真家
→「細江英公の小さなカメラ」 10-8-16
→「奈良原一高1954-2000」 10-8-9




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