東海道の道半ば

昨年12月はじめ日本橋を発ってから60日、東海道も半ば以上を過ぎて、今夜は愛知県の吉田と御油の間にいる。と言っても、本当の私は山陰から外に出ていないのだけれど。

ある薬品会社が顧客を励ますために作ったらしい「東海道五十三次骨コツポイント獲得計画」の地図の上のことだ。一歩を70㎝とし、東京ー京都間は７０７８５８歩（483.7㎞）の計算。

ひところ、街道を歩こうと言うブームが起きたことがある。東京在住のころで、中山道を歩こうと、本や地図を買って本気で何か月も検討していたが、実行に至らなかった。

初日に品川宿7.9㎞（11286歩）に着いたときは、あまり簡単でびっくりした。しかし、その後はなかなか進まず。というのも、現在のわたしは1日１万歩を歩くのも骨だから。

実際に東海道を歩こうとしたらそうは簡単にいかないだろう。
交通量の少ない道を歩いて歩数を累算し、想像の旅をする方が楽だ。

弥次さん喜多さんはいったい何日で着いたのか、今度「東海道中膝栗毛」を読んでみよう。

→「日本橋」10－6－1
→「万歩計よさらば」10－5－31