映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
映画「月の輝く夜に」
1987 米 ★午前十時の映画祭★松江SATY東宝 監督 ノーマン・ジェイソン
出演 シェール ニコラス・ケイジ 原題 MOONSTRUCK(気がふれて)
この映画の感想はどうもうまく書けそうにない。私の世界とかけ離れた世界の、価値観の人々を、全然肌に合わない形で表現しているからである。しかし、せっかくだから、これも一応書いておこう。
ロマンチック・ラブ・コメディである。モーツアルトの時代からおなじみのものである。場所はNYの下町ブルックリン、イタリア人街。
ヒロインは一度結婚に失敗している30代の女性(シェール)。ようやく40代の男性との婚約にこぎつけたところで、その弟(ニコラス・ケイジ)と会って、互いに一目ぼれ。兄の方は瀕死の母親(シシリー在住)に会いに行くが、結婚と聞いたとたんに母親が憤怒のあまり生き返る。ヒロインの父親がまた浮気中で、オペラ会場で父と娘の二組が鉢合わせしたり、その間、ヒロインの母親は、NY大教授とデートしたり、という、古くからあるドタバタ劇が、にぎやかな隣近所との掛け合いで進められる。最後は万事めでたしめでたし(だったと思う)。
イタリア人の古風な価値観と、現実の衝動的な(気のふれた)生き方と、そのどちらも好きじゃないので、私には共鳴できない映画だが、ハーレクインロマンスの好きな人や、着飾ってオペラに行くのが趣味という人には受けるかも。
→「川を越えて、森を抜けて」12-6-02
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