【映画】ゴールデンスランバー

2009　日本　139分　原作　伊坂幸太郎　監督　中村義洋　出演　堺雅人　竹内結子　吉岡秀隆　劇団ひとり　香川照之　2月1日松江SATY東宝で鑑賞

舞台は森の都仙台。お国入りをした首相がパレード中に暗殺され、堺雅人がその犯人に仕立てられて逃げ回る。ケネディ暗殺事件におけるオズワルドの役回りだ。まるでアメリカ映画のような筋書き。

原作の「ゴールデンスランバー」がベストセラーだったと言うのも初めて知ったし、「ゴールデンスランバー」とはビートルズの曲ということも初耳だ。つまり私の知らない無縁な世界で作られた映画だった。

竹内結子をのぞき、知っている俳優が沢山出て来るのは楽しかった。特に伊東四郎の父親が息子への信頼をマスコミに喋るシーンは唯一つ共感を覚えた場面だ。

連続殺人鬼が逃走を助けるなど、公序良俗に反する設定はどうかと思う。最初のシーンが最後に出て来るのは「逢びき」みたいで面白い。★2.5（★５を満点として）

吉岡秀隆
→「はやぶさ遥かなる帰還」12-9-3
→「小さいおうち」 14-1-29