小平奈緒の金牌 ＆カーリング

スポーツ音痴にも関わらず、いえだからこそ、気楽にオリンピックを語る。

１．小平奈緒
スピードスケート５００で小平奈緒が金メダル。
2位のイ・サンファ（韓国）は自国民に3連覇を期待され気の毒だった。赤い髪が長くて見るからにたおやかで女らしい人だ。２人が姉妹のように抱き合い健闘をたたえ合っている様子は麗しかった。ところで3位のエルバノバも髪が長い。小平は男の子のように短い。
女子では、一体に髪の短い方が強いようだ。そして、事前ににこにこしたり、手を振ったりと愛嬌を振りまいているのは余裕を見せて強そうだが負け、不愛想で怖い顔をしている方が勝つようだ。貴乃花も相撲協会と何かの試合中ならばあれでよいのだ。

小平奈緒は長野県茅野市出身、茅野は長野中東部、諏訪盆地の人口5万強の街でマリー・ローランサン美術館がある。
彼女をサポートしている石沢さんは、中学３年の時ライヴァルとして出遭ったとか。
「徹子の部屋｣の女の友情を表すローランサンの絵「キス」を思い出した。

２・カーリング
中国チームはみな眼鏡をかけているが、あれはお揃いにするためなのか、何人かはだてメガネか。日本チームは一人もメガネがいないのも不思議。同心円のまと（ハウスというらしい）のそばに立って遠くの自軍に指示する（スキップ）役が中国チームに限り妙にかさ高く何だか邪魔に思えたなあ。結局、日本は唯一中国チームに負けたが、嫌がられるほど自己主張しないと勝てないということだろう。
みな、大声で叫ぶが特に女子がすごい。「～でないかい？」なつかしいなまりは北海道の人かしら。基本ルールが相手の石を追い出して、そこに自分の石を入れることだから紳士的とは言えないが、やはり発祥地はイングランドではなかった。
この競技を続けていると、眼付も性格も悪くなるような気がする。スポーツと言うより、路地裏のガキの遊びと言った方がふさわしくないか。※
ロシア女子チームの凄艶ともいうべき美貌ぞろいにはその悪影響は及んでないようだ。

※そんな事を書いてはいけない、とＫがダメを出したので、上記２行は、表現を変えることにする。良い視力、冷静な判断、果断な実行力が必要な競技である。それにスポーツとはもともと子供の遊びから生じたものであるし、子供らしさは悪いことではない。ただ、昔働いていた時の怖い班長などの声音や面影がちらついたのでこういう暴言につながったのだが「カワイイ」という声も、澎湃と出ているようですね。（2‐24追記）