吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

弁当と危機管理

2011年03月14日 | 思うこと

正直、怒っています。

現在、震災のため、まだ流通は不確実です。
こういう時には買い占めが発生します。
それは危機管理上、好ましくありません。

子供たちの学校では給食を供給出来ないため、明日から弁当だそうです。
2週間程の予定だそうです。

何言ってんの?

わざわざ弁当という携帯保存食を用意するためには、もともとその体制がな
い家庭はそれ用の食材や用品を購入しなければなりません。
こういう災害時に本来しなくても良い消費を公的機関である公立学校が個人
に要求するというのはいったいどういうつもりなのか?

ガソリンスタンドやスーパーでは、すでに買いだめ、買い占めが起こっている
のです。
学校がそれに拍車をかけるようなことをするんじゃないってぇの。

外出、特に車での外出は控える。
買い物は出来るだけ控える。
電気の使用を控える。

最低限このくらいは指導すべきでしょ。

僕は子供たちの帰宅後、弁当のことを聞いて買い物に行ったのですが(カブ
でね)、スーパーはおかあさん方でいっぱいでしたよ。
ただでさえ、今日は空振りだったけど(無)計画停電のせいでスーパーは昼
頃閉まっていたせいもあって。
そうすると自然に競争っぽくなって買い物が買いだめになっていくのです。
停電の夜に開いていた店では結構殺気立った雰囲気になっていたという話
も聞きました。

学校や自治体の危機管理意識の低さには呆れます。
ここだって、中央構造線の脇で非常に危険な場所ではあるのです。
危機に際して、個人が自衛手段を取ることについては細心の注意を以て当
たらなければならないのです。
暴徒というのは、野放しになった自衛手段の姿でもあるのです。

しかも明日の(無)計画停電の予定は午前6時40分頃からだって。
うちは影響は少ない方だけど、大変なお宅も多いでしょうね。


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