まっちーの雑記帖

猫、メタル、バリアフリー、政治など。高知市の外れに住んでます。高知の話題もちょっと。

忘れられない人。

2023年05月01日 | 日記

 

また、昔のことを思い出してしまった。
タイトルだけ見ると恋愛っぽいけど、全然違う。
ミクシィ日記から抜粋してみた。

ーーーーー

メモ φ(・_・”)メモメモ
2009年03月19日22:48
前半省略:


桜昨日、あったかスペースに行った。久しぶりにKさんが来て「安倍晴明と陰陽道展」という本(図録)を持ってきてくれた。貸してくれるって。指でOKわーい(嬉しい顔)

Sくんはこの頃PS3持参でやってくる。
ガンダム無双とバイオハザードを見せてもらった。


:後半も省略

ーーーーー


上の日記の中のKさんの事。
研究所に通ってた男の子で、卒業後うちの次男と同じ職場でバイトをしてた。
次男より3つか4つ年上だったと思う。

何故かみょうに話の合う子で、陰陽師になりたがっていて。
うちの娘たちもそういったものに興味があったから。
見えないもの、もののけ、妖怪、超常現象などなど。
娘らに、やたらと呪符の真似をして描かない方がいいと教えてくれたりしてた。
下手でもそれなりの霊力があるから思いがけない災いを招くかもしれないって。
もちろん良いことが起きる場合もあるけどねって。

まあ、色々あったけど、音信不通になって、本を借りたままになっている。
誰も彼のことをその後どうしているかを知らないと言う。

彼の両親は早くに他界して、引きこもりのお姉さんを養っていた。
経済的にも困っていたと思う。
2、3度金銭的援助をしたこともあったと思う。
フツーそこまでやらないよね。
でも、なんでか、やってしまう。

・・・
誰に対してでもやる訳じゃない。
メタル友のミョウちゃんやイケさんにもライブ会場での物販をお土産に買ったりして変なおばぁさんだと思われたり。
フツーやらないよねってよく言われてた。
誕生日のプレゼントとか誰に対してもやったことないのに。


それは、置いといて。
・・・


Kさんを梨の花摘みの手伝いに誘ったり。
あら、Kくんとは呼ばないんだって今気がついた。
ちょっと尊敬してた?

彼も彼で、もう着なくなったジャンバーを私にくれたり。今も持ってる。

そういう物が手元にあるから、余計に気になるし。
捨てられないから思い出すし。
嫌ではないけど。
むしろ懐かしくて温かい気持ちになれるからちっとも構わないんだけど。
気になって仕方がないんだ。

元気でいてほしいと思う。
笑顔でいて欲しい。

 

年取ったせいなのかな?
気になるのは。。。

 

 

 
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佐々木優至くんの事。

2023年05月01日 | その他

突然思い出して、書いておこうと思った。
誰かに覚えておいて欲しいと思ったのかな?
何故かよくわからないけど。
私しか覚えてないとしたら悲しい。
もちろん家族の方たちは決して忘れないだろうけど。
ほとんど何の縁もゆかりもなかった私が出会ってしまったから。
出会ってすぐに亡くなってしまったから。
・・・・・

優至くんは盲学校の卒業生で、守る会(高知県視力障害者の生活と権利を守る会)の会員になったばかりの時に知り合った。
視力だけでなく身体障害もあったけど、とっても明るくて自分の意見をはっきり言う子だった。
守る会の青年学生部のイベントで歓迎パーティをやった時のことが忘れられない。
クリスマスの頃だったと思う。
新会員は歓迎の意味を込めて会費は青学部が出す決まりになってたのに、優至くんは作業所で働き出して賃金をもらったから自分で出すと言ってきかない。初賃金だからどうしても自分で払いたいのだと言い張るから困ってしまった。 
会計さんとの間でどう決着がついたのかは覚えてないけど。
でも、そこまで主張するのはすごいなと思った。



でも、その後1年も経たないうちに優至君が亡くなったことを知らされた。

ご両親も素敵な方たちで温かい家庭を想像できた。
本当に可愛がられていた。
何回も脳の手術を繰り返してその度にお母さんは今度はダメかもって覚悟をしてきたとおっしゃってた。


自立訓練を受けて来てこれからと言う時に。。。
お母さんの車で事業所から家に帰る途中(どこかに行く途中だったかもしれません)、後部座席にいた優至君が突然亡くなられたそうだ。
楽しい会話をしていたのに、何が起こったのか理解できなかったと。

優至くんの好きな歌が「心凍らせて」だとお母さんから聞いた時、びっくりした。
15、6歳の子の歌う歌じゃないよ?と一瞬思った。
私の好きな曲だった。
そんなこともあって、だから今でも優至くんのことが忘れられないのかな。


優至くんの遺稿になったしまった文。

http://mamoru-k.net/michi/201402.htm#l05

誰かの目に止まったらいいな。
ひたすら生きようとした優至くん。
優至くんは決して人と比べてどうのこうのという発言はなかった。

君と出会えてよかった。ホントによかった。





 

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