この頃、たまに昔の事を思い出す。
切れ切れに。
本当の事かどうかは分からない。
でも、
全て、
幸せだったこと、楽しい思い出。
懐かしいし、心が暖かくなって、思い出すととても優しくなれる。
弟と秘密基地(父親の会社の物置小屋にだったと思う)を二人で作って、
蝋燭を灯して作戦を練っていた。
何の作戦かは知らない。
すごく楽しかった事しか感じてなかった。あの時は。
あの時、蝋燭が倒れて火事になってたかもしれない、とは後になって少し怖くなった。
あの時、火事になってたら良かったと、たまに思う。
弟が好きだった。可愛かった。
その時は弟は私の忠実な部下だった。
なのに。
成人した後、弟を支えてあげれなかった。
自分の事ばかりにかまけていた。
もっと、弟に
弟に寄り添っていたらよかった。
弟が生まれた時の事を鮮明に覚えている。
社宅で生まれた。
産婆さんが来て、外で遊んでいなさいと飴をもらって、
姉と二人で縁側で部屋の様子を伺っていた。
明るい日差しを覚えている。暖かい日だった。
いつも、昔のことは暖かい。
思い出をぼちぼち書いていこうと思う。
自分のために。
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