視力障害社団体の機関誌の活字版の原稿を校正しています。
点字版は点字の得意な人がやっています。(私は点字は全くできない)
一応の原稿は出来上がってるけど、点字用紙の大きさに合わせて活字を入れるので、一般的な文章の校正とはちょっと違う。
点字用紙はB5より少し大きく、A4より少し小さい。
A4で作ると点字用紙に入りきれなくなることもあるからB5で作っている。
活字も弱視の人も見やすいように22ポイントの角ゴシックを使う。
人によって見え方が違うので、これで全ての人がOKという訳ではないけど、今のところ苦情は無い。
ちなみにWEBサイトのホームページでは白黒反転させて表示している。
このホームページも全盲の方が作っています。
http://mamoru-k.net/
墨字(活字のこと)にするときに、原稿は一応見える人(多分弱視の方)が書いてくれてるんだけど、漢字変換が違ってたりすることもたまにある。それは、自分でもあるしどっちっでもいい時もある。
「さんさん高知」(テレビ局)も「さんSUN高知」(県の広報紙)も点字で書くと同じなので、どっちのことかな?と前後を読まないといけないんだけど、考えてみたら音声で読み上げて聞いている人もいるし、どっちでもいいのかななどと考えている。
でも、わかる範囲で正しいと思われる方を書いていく。
点字はひらかなしかない。カタカナも、単独の小さい文字もない。
漢字もあるにはあるけど(漢点字という)、使える人は少ない。
それで、ほぼ全ての文章を理解するんだからすごいなぁと感心する。
何度やってもミスがなくならない。
一人でやるのは気楽だけど、ミスはやっぱり他の誰かに見てもらわないとなかなか気がつかない。
さてさて、残りを今週中にやって印刷しなきゃ。。。
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