APOSTROPHES アポストロフII

久しぶりにブログを再開しました。

時短アレンジ

2020-08-09 20:09:59 | 日記
夏はやはりワンピースが涼しいです。

でも大人用のワンピースは孫の服作りとは違って、初心者には難しく、一枚は途中でストップしたまま、、

ではチュニックならできるかもと思い挑戦し、2枚ほど作りました。
でも下に着るレギンスというかスパッツのようなものは暑いですね。

さて涼しく着るにはどうしようと思案したところ、チュニックの裾に布を足してロングワンピースにしようと思いつきました。




上の段は布が足りず、直角三角形を別布と共布各9枚作り張り合わせるとちょっと裾広がりのカルメンのようなドレスに、、、

中の段のも別布を一段入れ、ポイントにしました。

下の段のは、我が町のブランドしまむらで買ったチュニックに無地の布を足しました。

一枚は30分程度の超時短アレンジ、

やはりワンピースは涼しいです。

2020-08-09 15:05:26 | 日記
昨日、探し物をしていましたら、母の昔の句集のゲラずりが出てきました。



1冊目は85歳の時に近親者や友人に配布するためにちょっと凝って和綴にしたものです。

いい句を自選したものですが、手帳にはまだたくさんの句がありましたのでバラバラにならないようにパソコンに入力しておきました。

1冊目が「日向ぼっこ」だったので2冊目は「雨宿り」と娘がタイトルをつけておきました。

開くと扉にいきなりこんな句が、、、



途端にこみあげるものがあり、多くは読めずすぐ閉じました。

今日、またそれを開きました。

90歳近い頃なので死に関する「黄泉路」「歎異抄」などの語や、「根無草」など悲しすぎる言葉も出てきます。

中には、あぁー、あのときの句だなと想像できるものも多く記録のように遡れます。

83歳でパリに連れて行き、地方にもよく連れ出しました。

どこかに入選したという句は

ー初暦昨日を去年(こぞ)と呼ぶ因果

ーネックレス外して今日の暑を逃る(のがる)
家にいてもネックレスは年中服に合わせてしていた姿を思い出します。

80代後半からの心境は

ー余生ただ唯ただあとはケセラセラ

また、こんな句もあります。

ー嘘ひとつ胸にたたみて青木の芽ー

嘘ひとつ、、、??

謎まで残してくれました。

母とは出来るだけ向き合ってきたつもりですが、多忙な時期ゆえ、十分に意を汲み取ることは出来なかったと後悔しています。

温かいとき、薄情なとき、いろいろありました。

「私は十分し尽くした。思い残すことはない」と言い切れる人はいるのでしょうか。

もう少し、もうちょっと、、、という気持ちをずっと引きずりながらいつまでも偲んでいます。

老いた私をみたら驚くでしょうね、、。






モロッコインゲン

2020-08-09 09:21:04 | 日記
道挟んで斜め向かいの畑からむせったような咳が聞こえます。

よく見るとこんもり茂ったキューイの棚の木陰に小さな塊が見えます。

近づいて探すとこの畑の主のおばあさんでした。

草取りの合間にお茶を飲んでてむせったそうです。

一昨日の私の熱中症(かどうか)の話をして、無理されないようにと言い、先日作った赤しそジュースに氷をたくさん入れて持って行きました。

何と美味しい!と褒めてくれ、私も毎年作っているけど味が違う、レシピを教えて、と言われたので口頭で

ー紫蘇300gに砂糖600グラム、、、コツは煮立たせない等々、

すると、なるほど、、、、メモは持ってないけど、紫蘇300gに砂糖、、クエン酸小さじ2杯、、、ね、、

もう完璧すぎる記憶力、、、

実はこのおばあさん、私の目標の方なんです。

孫含め男所帯なのでいまだに現役の主婦!
会話の速さといったら若い人も叶わないほど、、、

90歳でこんなに元気な人、、あぁー、やはり選ばれた民!なのか、

ごちそうさま、といって帰りに畑のモロッコインゲンを山のようにくれました。

取り立てのインゲン、早速油揚げと煮るとお豆腐のように柔らかく口の中で溶けました。