APOSTROPHES アポストロフII

久しぶりにブログを再開しました。

出店準備

2024-04-22 11:15:00 | 日記
娘の友達から、5月に開催するイベント(バザーの一種)に、ハンドメイドの小物類を出して欲しいと頼まれました。

生地が好きで目的なしに買ったものが山となり、そろそろ消化しなければとコロナの自粛中にやり始めました。

今は動画が先生。
私のような素人でも作れます。

小ぶりのバッグはまちがたっぷりなので
エコバッグを入れて買い物に行ったりドライブの助手席に置いておくと便利です。
サイズ感が気に入っています。














これは大きめ、夫のデイサービスに使っています。着替えやタオル類など大荷物なんです。




布製は体に馴染みやすくいいですね。

孫のギャザースカート






クロスヘアーバンドは締め付けがなく好評でリピーターもおられます。










これは気に入っているバッグです。
オリジナル感 出過ぎか、、




以下は母の羽織をリメイク 絹なので柔らかく重宝しています




孫の入学グッズ(2年前)
作りまくりました。翌年の入学説明会で一式サンプルとして出されたそうでちょっといい気持ちになりました。

夫婦共働き(これは古い言い方ですね)がほとんどで入学準備は大変な重荷と思います。サポート、本気で考えたい。












なんといってもしおりが一番!と思うのですが、本を読む人が少なく誰も感動してくれません。

ちょっと差し上げるのに最高だと思うのですが、人はいろいろ、、

輪っかのところ、細い革紐を使い高級感を(?)出したつもりですがどうでしょう?

子供用しおりをたくさん作って学校や図書館に寄付したいです。















クリスマスには鍋つかみを作ってプレゼントしました。

銀座の料理研究家のショップのウインドウにこの三角鍋つかみが高額(中国製)で売られててびっくり! 300円でいいと私は思いました(工賃ゼロですが。価格はこれの8倍以上でした)。ビジネスならばそういう価格になるのでしょうね。




今回は乳がん支援のピンクリボンNPO主催なのです。

趣旨に賛同し出す準備をしています。




入院

2024-04-19 05:25:00 | 日記
今朝 いつものように無意識にパンの竹かごを二つ出した。

いや、ひとつでいいんだともうひとつを引っ込めた。

早朝のこと。
しまったー、寝過ごしたーと慌てて横を見ると誰もいないベッドが隣にあった。

そっか、いないんだ。

夫は昨日から間質性疾患で外来即入院となったため、私はその急展開に追いついていない。

どんな部屋だろうか、荷物はちゃんと整理されているだろうか、足りないものはなかろうか、、と気になるが、病院はコロナ以来、面会禁止、入室禁止で身内は平日、談話室で午後1時から6時の間の30分のみという措置をとっている。
リスクを考えれば当然かもしれない。

4月の上旬から時々37度超えが週に2回ほどあり、デイサービスを休むため先方へ連絡をすると「季節の変わり目で体調を崩されてる方が多いですよ」と言われた。

そうかもしれない、食欲もあるし機嫌はいいし、しばらく様子を見ようと思った。

ちょっと空咳が出てると娘に言うと心配性の娘、往診を頼もうと早速段取りをつけ、「ファストドクター」の名の通り、30分後にはベテラン風看護士とさっき医師になったばかりのお兄さん風医師がやってきた。

肺炎が心配と言うと聴診器をつけた耳を胸につけんばかりに何箇所も当て、「変な音は聞こえません。軽い風邪でしょう」との見立をした。

診察用スマホがあるらしく、入力の仕方も女性看護士にいちいち聞きながら「はい、わかりました」「ここですね」と手袋をした指でポチッポチッと押す様子に医師の緊張がこちらまで伝わった。

今日が最初の一歩、そのうち中堅になりベテラン医師になるのでしょうね。

昨日は定期検診の日。
経緯を話すと、念のためレントゲンを取ることになり、その結果、即入院となった。

高齢者は急変するのは早く、治るのは遅い。完治までどれくらいかかるのだろう。

別れ際に「寂しくない?」と冗談めかして聞くと「寂しくないよ」と頬を緩めて言った。

ただいつもはすぐ離す手を、いつもより強く重ねたままずっと離さなかった。

週末の静かな官庁街を歩く間もバスを待つ間もいつまでも尾を引いた。

みんなはこの期間を休養に充てたらいいという。

山小屋に行こうかと思うが向こうはまだ寒い。

踏ん切りがつかないまま、1/2の日常があっという間に過ぎていきそうな予感がする。






映画 「12日の殺人」

2024-04-17 11:31:00 | 日記
 昨日の夕方のニュースで、那須の焼身遺体の報が耳に入った。

途端に、先月見た「12日の殺人」を思い出した。

フランスでは年間800件以上の事件があり、そのうちの25%は未解決だという。

原作は一年間 警察の捜査現場を取材し、映画化したものでこの事件は実際に起こった事件。

緻密な取材の効か、この映画を見た現役の捜査官たちは心理描写や捜査手段など、そのリアリティに驚いたという。

何とか解決したい一心で来る日も来る日も情報を追うが、焼身殺人なのでDNAもなにもわからない。

捜査官の焦りと悔しさは私生活は二の次になり家庭は壊れていく。
この映画は捜査官たちを内側から描いたもので単なる犯人探しではない。

それでも何とか解決して被害者の悔しさを晴らしたいという執念が駆り立てる。

「みな容疑者。だが物証がない」ことの焦り、

冒頭と最後のシーンは捜査官が円型競技場を自転車で走り続けるシーン。

モルモットのようにぐるぐる堂々巡り、、、、それが捜査の状況を暗示している。


年末になると必ず思い出す世田谷四人殺人事件、これは逆に物証があり過ぎて惑わされる事件らしい。

現場を見た捜査官はあまりの悲惨さに「命をかけて解決する」と誓ったと聞く。

解決するような気がする。







あこがれ

2024-04-14 15:06:00 | 日記
「黄色い家」のテーマは重かったが、この本はメルヘンっぽいというかポエムっぽく気持ちが羽毛のように軽くなりました。

父親を亡くした麦くんと母親を亡くした女の子の話。

父親と二人暮らしの女の子、実は父は再婚で、前妻との間に女の子がいること知り、お姉さんに憧れている女の子は(遺伝子の)半分は同じ姉妹と思い、会いにいく。

しかし、その姉(青)は、生物学的血縁やDNAなど意味がない、自分は義理の父を父と思っているし、今更実の父親に会いたいとはつゆ思わない。だから目の前にいる女の子を自分の妹とも思わないと言われ、期待していたつながりがプッツンと切れ、女の子は自分の考えの単純さや期待が甘かったことを自覚する。

「夏物語」に出てくる医師の父親探しとこの姉の言葉は対照的。

一連の行動は拒絶されたものの、冷静にはっきり考えをいう青を「かっこいい!」と思った女の子は本当の意味で青にあこがれをいだく。

この本の笑いのツボはネーミング。

プファぁ〜と何度も吹いた。

心も体も逞しく成長するんだろうなと思わせるラストにいい余韻が残る。

麦くんのようになんでも聞いてくれるサンドバッグのような友達がいるといいなぁ、、

それが私の憧れ、、、



勝負師

2024-04-13 10:16:00 | 日記
スーパーに行く道沿いの雑居ビルに「囲碁」という看板が目に飛び込んできた。

今までなかったのに、あれっ〜

昔、夫は囲碁の本山に通ってた時期があり、横目にチラチラ見ていたものの私は全くの素人。

打てたらいいなーと思ってはいたがアクションはとらないまま日は過ぎていき、そうこうしてるうちに夫は老化が進み、ほとんど全てに関心を持たなくなった。

囲碁盤も片付けた。

看板は「囲碁」しか書いてなく、碁会所なのか教室なのかもわからない。

ちょっと迷ったが今からでも遅くない、夫とのコミュニケーションツールになればと気を奮って7階の扉を開いた。

広さ10畳ほどのなかに囲碁盤いっぱい、お爺さんほとんど、お婆さんちらほらという雰囲気。

奥にいる店主と思しきお兄さんのところへ行くにもネギの飛び出た買い物袋を頭上に持ち上げ、お腹を引っ込めながら蟹行してやっと受付のテーブルに辿り着く狭さ。

店主はソフトな感じの人で、近くだしゼロから教えてくれるというし、まっ、いいかと思い通うことにした。

まだ3回。

パソコンの対局アプリでやっているが勝ったことがない。 

無限の手があることから「盤上の宇宙」というらしいが、しばらくは盤上の地上でもがくしかない。

ただ3回目にして囲碁の面白さを感じたのは入門として上出来かな。

囲碁は忍び寄る魔の手との「静」の戦いだが、チェスはもっと単純な「動」のゲームと思い、以前ちょっとかじったが
しくじってばかりで中断。

帰りに、碁会所のスケジュール表を見るとチェスの日もある。

週末、見学することにした。

24時間じゃ足りなくなった。