1975年10月と12月、キッシンジャーは毛沢東と最後の2回になる会談をおこなった。
この会談で毛沢東は、ソ連との対決を辞さない姿勢をしめした。
会談後、キッシンジャーはフォード大統領へ以下の報告を提出した。
この会談で毛沢東は、ソ連との対決を辞さない姿勢をしめした。
「われわれ(中国)は『ダンケルク戦略』を採用する。つまり、彼ら(ソ連)に北京、天津、武漢、上海を占領することを許し、そうした戦術を用いたやり方でわれわれ(中国)は勝利し、彼ら(ソ連)は敗北する。二つの世界大戦、つまり第一次大戦、第二次大戦ともそのように行われ、勝利は後になって得られた。」
会談後、キッシンジャーはフォード大統領へ以下の報告を提出した。
「われわれ(アメリカ)がソ連と対決したら、彼ら(中国)はわれわれとソ連を攻撃し、彼らの周りに第三世界を結集するだろう。ソ連との良好な関係は、アメリカの対中関係にとっても最善であるし、その逆もまた真である。」
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