
「2002年のシーズン前、ポール・デポデスタは、今後6か月の見通しをパソコンではじき出した。プレーオフ進出に必要な勝ち数は95。95勝を上げるために必要な得失点差は135(勝ち数と得点数に一定の相関関係があることは、例によってジェイムズらが発見した)。続いて、選手の過去の成績にもとづき、得点と失点を予測した。けが人が異常に多く出ないかぎり、得点は800ないし820、失点は650ないし670。ここから計算すると、勝利数は93から97のあいだとなるので、おそらくプレーオフに進出できる」

「2002年のシーズン前、ポール・デポデスタは、今後6か月の見通しをパソコンではじき出した。プレーオフ進出に必要な勝ち数は95。95勝を上げるために必要な得失点差は135(勝ち数と得点数に一定の相関関係があることは、例によってジェイムズらが発見した)。続いて、選手の過去の成績にもとづき、得点と失点を予測した。けが人が異常に多く出ないかぎり、得点は800ないし820、失点は650ないし670。ここから計算すると、勝利数は93から97のあいだとなるので、おそらくプレーオフに進出できる」
60試合を消化。ロッテはふたたび2位に浮上。
そろそろ個人タイトルも気になるところだ。ロッテは打撃10傑に2人と、
投手10傑に3人がランクイン。
62試合目にはついに首位となるも、
63試合目には首位陥落。
ここからまた西武との3連戦である。
ロッテは第1戦を前田で落とし、
つづく第2戦は工藤に完封をゆるしてしまう。
第3戦は序盤で園川がノックアウトされ、このカード3連敗。
ロッテはふたたび4位に転落した。
監督「どこに目ぇつけとんじゃ!」
42試合を消化。意外なことにロッテはいまだに2位をキープしている。
ここから西武との3連戦である。史実どおりだと大波乱が予想される。
ロッテは第1戦をエース荘で落とすと、
つづく第2戦も園川が大量14安打を打たれ敗戦。
第3戦は序盤4点のリードをもらった前田がAKD砲の前に沈み、このカード3連敗。
ロッテは順位を4位におとした。
監督「分かるやろこの散歩のよさが!」
高橋「わかりません」
高橋慶彦氏の証言(「デーブ大久保チャンネル」より)
30試合まで消化。ロッテは得失点差ではマイナスしているものの、西武と同率2位と好調だ。
好調の要因は新守護神白武が接戦をすべてものにしていることにある。
打撃不調の古河にかえて高橋慶をライトにいれたところ、打線がうまくつながった。
かんぜんに結果論ではあるが、広島との複数トレードは成功だったといえるだろう。
つづいてオリックスとの3連戦。
第1戦は序盤で伊良部がうちくずされ大敗。
第2戦。2回初芝のスリーランでリード。園川が完投し、ロッテの勝利。
第3戦も序盤にエース荘が打ち崩されて大敗。
このカードを負け越したものの、ロッテはまだ3位をキープしている。