護衛艦 31

以下、『コルベット・コマンド』のルールと戦術について考えてみたい。

ルール11.5.2「プールから船団ユニットがなくなったら、それまでに引かれた7個全てをプールに戻します。」

ルール上、7枚の船団ユニットを使い切ってから、すべての船団ユニットをプールにもどすことになっているが、面倒くさいので、毎回プールにもどすことにしている。

なお、低速船団はおそらく「ジグザグ航法」をしていると思うのだが、敵潜水艦の攻撃が当たりにくいなどのメリットは無い。

ルール9.6.4、「（撃沈した場合）Ｕボートユニットをゲームから取り除きます。」

このゲームではＵボートを撃沈しても、勝利得点にはならない。仮にビクトリアクロスをもらったとしても、何らかのメリットをうけるわけではない。

したがってL/M/C3-3のＵボートなどは撃沈してはいけない(1)し、そもそも長距離から攻撃してくるＵボートを探索してはいけない(2)。

護衛艦の目的は、あくまでも輸送船団を無事に送り届けることであって、Ｕボートを沈めることではない。長距離から攻撃してくるＵボートは無視して、船団から離れないというのが護衛艦のあるべき姿なのだろう。

ということで、これまで「Ｕボートから船団への攻撃距離は変化しないこと」、「撃沈したＵボートはゲームから排除されないこと」というハウスルールを使っていたが、元のルールにもどすこととする。

注記

(1)C6-6のＵボートなどの出現率が上がるため。

(2)探知に成功すると、敵潜水艦から船団への攻撃の命中率が上がるため。

護衛艦 30

7月28日午後、d66=32、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

7月30日、輸送船団はウエスタンアプローチに進入。1d6=1,2。雨が降り出して視界が悪くなった。d66=63、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

7月31日午後、d66=32、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

8月2日、d66=34、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

8月3日午後、d66=13、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

8月5日、輸送船団はリバプールに入港した。

今回、輸送船団の損害は6隻、22700トンにおよんだ。イベントで落伍船の救助に成功しているため12000トン軽減されるが、いずれにせよ25000トン以下である。勝利得点+3で現在4。

イベントで技術者の救助に成功しているため、予定より1か月はやいが、つぎの任務からプレイヤーのコルベット艦は「レーダー」を装備する。

護衛艦 29

ウルフパック2隻目は、Ｕボート7型M/C5-5。2d6=10、中距離で昼間潜航中。

d66=34、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は5、パッシブ値は1、d66=62ではずれた。

護衛艦には機雷が残っていないので、ASDICによる探索は行わない。

Ｕボートによる再攻撃（2回目）。d66=63、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は5、パッシブ値は1、d66=34、1d6=6,6、救難船1700トンが沈められた。

Ｕボートによる再攻撃（3回目）。d66=41、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は5、パッシブ値は1、d66=43、1d6=2,2、2d6=5、5000トンのタンカーが沈められた。

護衛艦 28

ウルフパック1隻目は、Ｕボート7型C6-6。2d6=7、近距離で夜間浮上中。

発見判定、アクティブ値は2+1（近距離）=3、パッシブ値は6+3（夜間）=9、d66=14で発見。

4インチ砲による射撃判定。アクティブ値は1、パッシブ値は6、d66=12,34で1発命中。1d6=2で目標値は2、1d6=5,6,1でダメージをあたえられない。

対空砲による射撃判定。アクティブ値は2、パッシブ値は6、d66=16,64,15で2発命中。1d6=4で目標値は4、1d6=1,3,5,2でダメージをあたえられない。

d66=35、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は6+1（近距離）=7、パッシブ値は1、d66=36、1d6=2,3、5000トンの輸送船が沈められた。

護衛艦には機雷が残っていないので、ASDICによる探索は行わない。

Ｕボートによる再攻撃（2回目）。d66=51、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は6+1（近距離）=7、パッシブ値は1、d66=35、1d6=1,6、1000トンの輸送船が沈められた。

Ｕボートによる再攻撃（3回目）。d66=35、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は6+1（近距離）=7、パッシブ値は1、d66=11、1d6=4,5、5000トンの輸送船が沈められた。

護衛艦 27

前回の任務で長距離にいるＵボートは探索しないほうが有利であることが判明した。探索をするとＵボートが近距離に接近し、命中率が上がってしまうからだ。

ルール上、撃沈したＵボートはゲームから取り除くことになっているが、たとえば攻撃値3のＵボートを撃沈した場合、そのユニットをゲームから取り除くとプレイヤーに不利となる。

そこでハウスルールとして、「Ｕボートから船団への攻撃距離は変化しないこと」、「撃沈したＵボートはゲームから排除されないこと」とする。

なお、船団マーカーは任務が終わるごとにプールに戻している。任務は「まんべんなく」回ってくるのではなく、完全にランダムである。

1941年7月21日、52隻からなる低速輸送船団はセント・ジョンズを出港した。d66=14、天候は好天。d66=51、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

7月22日午後、d66=34、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

7月24日、輸送船団はエアギャップに進入。1d6=5,1。天候は変化なし。d66=56、機械的な故障は発生しない。Ｕボートはあらわれなかった。

7月25日午後、d66=51、機械的な故障は発生しない。ランダムイベント「救助要請」。アクティブ値1、パッシブ値2でd66=23、1d6+6=12、今回の任務における喪失トン数は12000トン軽減されることとなった。

7月27日、d66=45、機械的な故障は発生しない。Ｕボートの襲撃をうけた。Ｕボート7型M/C5-4。2d6=6、中距離で夜間浮上中。

発見判定。アクティブ値は2、パッシブ値は、4+3（夜間）+2（中距離）=9、d66=26、発見できない。

d66=42、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は5、パッシブ値は1、d66=55ではずれた。

中距離での探索。アクティブ値は2、パッシブ値は4、d66=24、探知した。Ｕボートは近距離に接近。

Ｕボートによる再攻撃（2回目）。d66=64、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は5、パッシブ値は1、d66=34、1d6=1,6、1000トンの輸送船が沈められた。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）+3（探知済み）=6、パッシブ値は4、d66=63で失敗。Ｕボートは中距離に離脱。

Ｕボートによる再攻撃（3回目）。d66=35、Ｕボートの攻撃目標は船団内の1隻。アクティブ値は5、パッシブ値は1、d66=22、1d6=1,3、4000トンの輸送船が沈められた。

中距離での探索。アクティブ値は2、パッシブ値は4、d66=24、探知した。Ｕボートは近距離に接近。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）+3（探知済み）=6、パッシブ値は4、d66=32で成功。

爆雷攻撃。1d6=3、敵潜水艦の深度は3。1d6=2,2,2,1ではずれた。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）=3、パッシブ値は4、d66=11で成功。

爆雷攻撃。1d6=6で自動的にはずれ。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）=3、パッシブ値は4、d66=21で成功。

爆雷攻撃。1d6=3、敵潜水艦の深度は3。1d6=1,6,2,5ではずれた。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）=3、パッシブ値は4、d66=25で成功。

爆雷攻撃。1d6=3、敵潜水艦の深度は3。1d6=6,2,5,6ではずれた。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）=3、パッシブ値は4、d66=52で失敗。Ｕボートは中距離に離脱。

中距離での探索。アクティブ値は2、パッシブ値は4、d66=26、探知した。Ｕボートは近距離に接近。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）+3（探知済み）=6、パッシブ値は4、d66=13で成功。

爆雷攻撃。1d6=4、敵潜水艦の深度は4。1d6=4,5,2,1で1ダメージをあたえた。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）=3、パッシブ値は4、d66=53で失敗。Ｕボートは中距離に離脱。

中距離での探索。アクティブ値は2、パッシブ値は4、d66=25、探知した。Ｕボートは近距離に接近。

近距離での探索。アクティブ値は2+1（近距離）+3（探知済み）=6、パッシブ値は4、d66=11で成功。

爆雷攻撃。1d6=5、敵潜水艦の深度は5。1d6=6,6,6,1ではずれた。

爆雷ののこりは1発のみとなったため、もはや撃沈は不可能である。敵潜水艦の離脱を見ているしかない。敵潜水艦は戦域を離脱した。ウルフパック判定。1d6=4で2隻のＵボートが来援。