大企業のための再エネでなく、「地域のための再エネを」と環境省の委託を受けた全国15地域のコーディネーターたちが、東京で2日間の研修を受ける。私にとっては6回目の研修となりました。
暗いうちに家を出て始発の飛行機に乗り、たっぷり2日間の研修、1日目の夜は懇親会で各地の情報交換をしホテルにつくのは深夜、2日目は最終の飛行機で帰宅も深夜となるこの研修は、運動不足と外食続きが結構体に堪えますが、得るものは毎回大きいです。特に、全国の仲間たちのやる気や実績には勇気づけられることが多いです。
今回初めてお会いできたNPO「再エネ事業を支援する法律実務の会」の代表弁護士:水上先生のお話はユーモアに満ちていながら、再エネを新たな国内成長産業と位置づけ、そのためには地域主役の事業こそ大事で、それを地方分権の分岐点とまで捉える気概に満ちた感動的な講義でした。
スタート時の買取価格が42円(税込)となった太陽光発電は、大企業にとっても世界的な投資的魅力に満ちたものだっただけに、来年度の値段がさがり、適地がほぼ大手に抑えられたあとはバブルがはじけ、結局再エネが普及しなかった、という結果になっては大変だという危機感を弁護士の皆さんも持っていただいていることに勇気を得ました。私たちもこれからまだまだ頑張り時です。
写真はみなさんの真剣な表情と、水上先生。