ぽかぽか四国でニコニコブログ

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強く生きるということ~福島の酪農家・長谷川さんの叫び~

2012-06-10 13:51:13 | 日記

福島の酪農家、長谷川健一さんを招いて講演会をやりました。

しばらく前、長谷川さんの講演がブックレットになったのを読み、福島の人々の苦悩が想像以上であることに身震いしました。

同時に、事実に負けず、前をむいて生きようとする長谷川さんに大きな衝撃を受けたのでした。「この人にいつか会ってみたい。自分のこれからの生き方の動機付けになるはず」と思っていた矢先、愛媛の友人から、「長谷川さんというすごい人に福島で会ってきた。四国ツアーを企画したいので、協力して欲しい」という手紙が来たので、すぐに電話して日程が決まりました。

ミツバチぶんぶん実行委員会の仲間が協力してくれて実現した講演会はいっぱいとなり、凛と静まり返った会場に、長谷川さんの怒り、強さ、優しさ溢れる2時間の講演会はあっという間に終わりました。家族が離ればなれになり、大切にしてきた酪農という仕事を失ってなお、地域の人々のために力を尽くす男らしさ。久しぶりに「男らしい人」に会いました。(「素敵な人」はたくさんいるけれど、「男らしい人」はなかなかいないですね。「男らしさ」「女らしさ」という言葉はあまりよくないのかもしれないけれど、長谷川さんにはピッタリです。)単行本も完売でした。

懇親会でも、私たちの質問に丁寧にたくさん答えてくださいました。(写真中央下)

「一番の願いはなんですか?」との問いに「第2の福島をつくらないで欲しい」「差別を生む社会をつくらないでほしい」の二つときっぱりと言われました。


どこかで発電できないか?

2012-06-07 23:34:05 | 自然エネルギー

美馬町と山川町の土地改良区の方から、小水力発電の可能性の簡易調査を依頼され、小水力利用推進協議会の調査班として出動しました。

美馬町のため池のお地蔵さまがいい感じだったので、パチリ。

水の流れを見ると、調査隊のメンバーと目測で「毎秒0.01トン」「0.03かな。」と皮算用し、落差と引力をかけ算し、発電機の容量の目安にします。

それに、ほぼ決まった200kW以下の小水力の買取価格(税抜き34円)をかけ算し、工事の採算ラインをみるところまでが私たちの仕事。工事費の見積もりはその道のプロでないとできません。有力だな、と判断すると、関係者に伝えたり、事業する人を探したり。

発電をするのに最も大切なのは「誰が事業をするのか」ということ。土地改良区なら水の受益者が最終的に助かるように、自治体なら住民の利益になるように事業が組み立てられ、順調にいけば成功です。もちろん、安全で持続可能なエネルギーが得られることは、誰にとっても利益のはずですが。

小さな実績でもモデルになれば、各地に広げることができます。

 


これは何でしょう?

2012-06-01 23:03:50 | エネルギー

友人が興奮して語っていた「鍋ぼうし」を購入し、使ってみました(中央)。

「鍋ぼうし」とは登録商標らしく、仲間と新しく「鍋カブール」というネーミングを採用!アフガニスタンを支援しているCエネの会代表のC先生が「カブールから取り寄せた」ことにちなんで。

2~3分だけ沸騰させた料理をすぐに火を止めて鍋ごと入れておけば、その後は一切のエネルギーを使わずとも、数時間後に勝手に中身が煮えているという優れもの!しかも、普通に煮るよりまろやかな仕上がりに。お昼にセットすれば、夕方には勝手にできているのです!おでんにカレーに豚の角煮に煮豆にと大活躍、彼女の興奮ぶりがなるほど納得できました。

夏には部屋も熱くならないので、クーラー(我が家は関係ないですが)の電気代もきっとお得!

7月8日(日)9~16時、ふれあい健康館での「省エネ・エコメッセ」にて販売予定です。