



大横綱白鵬が1万人の観客を集めて、断髪式を行った。
45回の優勝、1187勝という前人未到の大記録を残して。
僕はずっと白鵬の大ファンだった。
しかし、最晩年に勝つためには手段を選ばぬ相撲を取るようになった。
プロレスまがいのカチ上げエルボースマッシュ。
横綱らしからぬ張り差し。
プロレスで言えばベビーフェイス(善玉役)からヒール(悪役)へ。
僕は一遍に大嫌いになった。
ファンも眉をひそめた。
これだけの大記録を残しながら、一代年寄になれなかったのも、そのせいだろう。
多分、明日はどの新聞もこの事には触れないだろうから、敢えて書いた。


もうその事は水に流そう。


もうその事は水に流そう。
白鵬は大相撲史上最高の力士だった。
時々、解説に出てくるが、どの親方も指摘しない素晴らしい解説をしてくれる。
やはり史上最高の力士は最高の相撲理論を持っている。
今後、宮城野親方として、素晴らしい弟子を育ててくれることは必至だと、僕は断言する。
まずは、新十両落合がどこまでいくか?