世界スーパーバンタム級4団体統一王者モンスター井上尚弥(30)が、元2階級制覇王者の悪童ネリ(29＝メキシコ)と、5月6日に東京ドームで戦うことになった。
東京ドームでのボクシングの試合は1990年のタイソン対ダグラスの世界ヘビー級タイトルマッチ以来34年ぶりだという。
僕はこの試合を良く覚えている。
無敗無敵のタイソンが初めてKO負けしたのだ。
相手を舐めてたのか、タイソンは精彩がなかった。
それでも8ラウンドにKOパンチを炸裂させ、ダウンを奪ったタイソン。
しかし、レフェリーのカウントが異常に遅くダグラスは救われた。
そして10ラウンド、タイソンはダグラスのパンチを浴びて初KO負け。
ショッキングやったな。
話を本筋に戻す。
何故ネリが悪童と言われるのか？
2017年、ネリはゴッドレフト山中慎介世界バンタム級チャンピオンを、一方的に打ちまくりKOしたのだ。
でも、その後がいけなかった。
禁止薬物が見つかったのだ。
それで翌年、再戦となったが、今度は体重オーバーで王座剥奪されての試合。
その試合でも山中を寄せ付けずKO勝ちした。
あまりの悪童ぶりに日本ボクシングコミッショナーはネリを日本から追放した。
しかし実力は折り紙付き。
戦績は35勝27KO1敗。
井上が今まで対戦した選手では一、二を争うのでは。
井上は「ネリに試合をさせないで勝つ」と自信満々だが。
井上の戦績は26連勝23KO。
白熱したスリリングな試合になるだろう。
井上よ！完全KOで山中慎介の敵を討ってくれ‼️