コロナ問題で各国首脳の能力が浮き彫りになった。
トランプ、プーチン、習近平らはやはり最低だった。
トランプは国民の命なんかどうでもよく、自分の再選のことしか考えていない。
プーチンも永久政権の野望が崩れそうなので焦っている。
習近平が今やっていることはマッチポンプ。
世界中にマスクなど医療用品を配って、アフター・コロナ世界での覇権を狙っている。
そんな中で、ひときわ光っているのがメルケル・ドイツ首相(65)。
度々、国民に自分の言葉で語りかけ、絶対的支持を得ている。
感染対策も科学者らしく初動から手を打ち、医療制度を整えていた。
その為、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどが大量の死者を出しているのに比べ、ドイツの死者は一桁少ない。
そんなメルケルの経歴は?
生まれは旧西ドイツのハンブルクだが、父がプロテスタントの牧師だったので、東ドイツに移住。
ライプツィヒ大学で物理を学び、物理学博士。
1989年のベルリンの壁崩壊時は東ドイツの研究者だった。
東西ドイツ統一後、保守のキリスト教民主同盟(CDU)に入党する。
たちまち頭角を現し2005年から首相に。
15年続いている。
今回のコロナ問題でも科学者らしく、理解した上で自分の言葉で具体的な数字を挙げ国民に語りかけている。
それも、自分の東ドイツでの経験も交え、自由の大切さを訴えながら、現在、国民に不自由を強いることを説得的に語りかける。
居丈高ではなく母親のように。「ドイツの母」と言われる所以だ。
我が安倍首相も今夜、会見をするが、官僚の原稿を棒読みするのではなく、メルケルを見倣って自分の言葉で話してほしい。
元々の能力が違うから、無い物ねだりかな?!