11日に阪急伊丹駅近くのHクリニックで受けた大腸内視鏡検査は、経過観察している粘膜下腫瘍はあるが、ポリープもなく異常なしということだった。
しかし、粘膜下腫瘍の生検検査を出しているということで24日にその検査結果を聴きに行った。
H医師は「生検検査も問題はないんですが、所見に神経云々の表現があるんです。僕はこの神経いうのが気になっているんです。ウチの設備では粘膜下腫瘍の中まで分からないんです。大きな病院では腫瘍の正体が分かるんです。県立尼崎総合医療センターに紹介状を書きます」という話だった。
僕はそういうものかと納得した。
(これが大腸粘膜下腫瘍)
僕は家の近くのかかりつけ医から、粘膜下腫瘍はほぼ良性腫瘍と聴いていて、安心していた。
先生も開業前は総合病院で大腸内視鏡検査をやっていた。
そしたら25日にHクリニックの事務員から「29日(月曜)の朝9時から医療センターの予約が取れました。紹介状を取りに来てください」と電話がかかってきた。
「えらい急ですね。午後から貰いに行きますわ」と返事して貰いに行った。
家に帰って来て、だんだん不安になってきた。
丁度、県立医療センターでは8月1日に目の涙道検査をすることになっている。
これには3週間待たされた。
なのに粘膜下腫瘍の方はすぐやるという。
悪い予感がする。
ネットで調べると、粘膜下腫瘍にも稀だが悪性のモノがあると書いてある。
次第に不安感が増してくる。
「こんなに早く診てくれるのはおかしい。大腸癌とちゃうか」と。
女子サッカーを観ながら、そう確信したら眠れなくなった。
3時頃やっと寝て、目が覚めたら大谷の試合をやっていた。
すぐに起きて試合を観て、原稿を書く。
そして暫く寝て、家から5分のかかりつけ医に会いに行く。
訳を話すと先生は「そんなことはないでしょう。たまたまその時間が空いていたんですよ。早く検査して貰って何でもないことを確認したらエエんです。まあ大腸癌やったとしても今は摘出するか、その部分の大腸を切り取ったら大丈夫ですよ。今日からグッスリ寝て下さい」いうことやった。
単純な僕はすっかり安心して、酷暑の中暫く散歩した。
全く仰る通り。そうしますわ。いくら考えても仕方ありませんし。逆に早く診て貰えることを歓迎します。
元々、検査を受けるということはそういう事ですもんね。
自分を信じていればなんとかなるもんです。
そうですね。僕はすぐ心が揺らぐタチなんです。
心で潰れるタイプかな。
そう。もう運を天に任せようと思います。