3月で取り壊しが決まっている小学校から修理の依頼がありました。
あと、あと1ヶ月もてばお役ご免となるのに...
便器1個ぐらい使えなくても...なんて思いがよぎったものの
別の小学校でお仕事を依頼された時、そこの校長先生が
「生徒には少しでも不便な思いをさせたくない」と施工業者である
僕におっしゃいました。
自分と会社の都合で工事の工程を組んでいた僕は、生徒を思う先生の気持ちにとてもショックを受け、自分勝手な考えを恥じました。それからはどの学校でも修理の連絡が入ったなら直ぐに駆けつけるよう...大袈裟っすね(笑)
気持ちを新たにしたつもりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b0/301f7f6f4ed90eefca1559e9a91d2716.jpg)
古い(ちがった!)、歴史ある学校は低圧も含めメーカー違いで4パターンのフラッシュバルブが使われており、どの塔の何階かによって、会社に部品の在庫があるか大体わかります。
今回はレバー部の摩耗によって「ハンドルが戻ってこない」症状でした。他校ならこの部分だけ新品に取り替える所ですが...なにせ後1ヶ月の命!
このレバー部さんには延命治療を施し(ノウハウっす)、このまま学校と運命を共にして天寿を全うして貰う事にしました(笑)
使用頻度の少ないであろう男子便所のレバーと交換するとゆう選択肢もありましたが、きっとこのレバーも「このままここで...」なんて便所の中でセンチメンタルな考えが僕の行動を制します。
(めんどくさかった訳じゃないよ)
だから、もうチョット頑張ってねレバーさん。
先生!ここが1ヶ月以内に壊れたら無償で行くよ(笑)