突然ですが、昨日まで一週間ほど入院していました。
そんな退院前の昨晩のお話。
夜9時消灯ですが、なかなか寝付けず1時間以上ウトウトしていると
廊下からチカチカと点滅する、かなり明るい光が部屋に差し込んで来て、
ますます眠れなくなり・・・
しばらく我慢していたのですが、点滅が止まないので
仕方なく廊下に出てみると、非常口のところの天井のライトが点滅していました。
このままでは眠れないので、ナースステーションまで行って原因を聞いてみると、
「防災センター(?)が点検しているので、もうすぐ終わります」とのこと。
よく意味が分からなかったけど、ま・終わるならいいかと部屋まで戻って、
頭にタオルを被って眠る努力していると・・・
突然、ものすごーく大きな音で放送がかかりました
『ウィ~ン・ウィ~ン 1階で火災が発生しました 全員速やかに避難してください 繰り返します ・・・』
少し違うかもしれないけど、だいたいこんなカンジの放送でした。
私は4人部屋で、向かいの女性が
「煙を吸うかもしれないから、タオルを持っていた方がいいですよ」と
声をかけてくれました。
私の部屋の4人とも廊下に出ると、他の部屋の患者さんもだいたい3分の1くらいの方が廊下にでていました。
「たぶん誤報だよね」と話している、違う部屋のおばちゃん達。 私達以外は皆、手ぶらです。
私達4人がタオルを持っているのを見て、「さすがやねぇ」と(嫌な感じではないけど)軽く笑われました
それからしばらく『1階を点検しています』という放送がかかって、
さらに5分くらいすると、警報が間違いだったという内容の放送がかかって
結局、あの点滅は何だったんだという疑問は残りましたが、とりあえず一安心です。
がしかし 朝の4時頃、また警報がっ
そのときはもう誰もベッドから出なくて、
結局それも誤報でした。
入院の最後の最後に、ホントに勘弁してほしい出来事でした
このことで感じたことは、日本人(というくくりでいいと思います)って、ホントに危機感がないな~ってこと。
2回目の警報は仕方ないとしても、
1回目の警報のときは、向かいのベッドの女性みたいな対処って絶対に必要だなーって感じました。
まだ記憶に新しいですが、大地震が起きたときにすぐに机の下にもぐる人って、何人いるだろう?
私も普段はのほほんと生きているけど、
かっこ悪くても、いざというときに正しい対処ができるようにしとかなきゃなーと、
改めて考えさせられた出来事でした。
そして今日、無事退院しました
すでに元気なのですが、さらに元気になって時間があれば、入院話を投稿しようと思います