空はどこまでも

興味の対象は野球,国際情勢,マスコミ,マンガ。

最後のあがき!!面白かったマンガ

2013年09月01日 | アニメ・TV・映画
夏休み、最後の最後であがきました。

もうあしたっからマンガなんて読む暇ねーんだよぉ仕事に追いまくられる日々が冬まで続くんだよぉ土日も休日出勤確定なんだよ絶対。もがんばる。負けない子だから

今日で自分の時間がなくなる~!!

ってことにあせりを抱き、最後の悪あがきでマンガを読みました。2冊だけですけど。

私は利休
題名のとおり茶道のおはなし。
茶の経験のないはずなのに言うことやること、若き家元が驚愕してしまうほどの才能の片鱗をみせる…だれだっけ?「黒ピー」←あだ名。その子を直弟子に取るまでが1巻。
現在3巻まででているようですが、1巻しか読めなかった。あとは借りられていたので。今かすかに注目されているのかな?
1巻しか見てないのでなんともいえませんが、題材はいいとおもうけれど話に力強さがないと思いました。「ヒカルの碁」や「ちはやふる」の1巻のようにぐいっと引きずり込まれるようなものはなかったです。やっぱり最初にライバルとなる人の登場がないのがその原因かな?でも面白いと思います。

僕の先輩
これ!おすすめ!笑いました。
2冊出ていますが、絵はレトロなんです。それで好き嫌いがあるかもしれませんが、私はもともと絵よりもストーリーで入っていくので、なんの問題もありませんでした。
1冊目より2冊目の方がギャグの量もおおいような~。ところどころでぶは!っと笑わせてくれました。でも涙がホロリとおもわず出る場面もあり、すごく楽しめました。
1冊めは普通に面白いマンガと思っていたのが2冊めでグイグイ来たって感じです。

また1冊目より「先輩」の漢らしさと優しさが光っています。病人(先輩)を心ならずも悪化させる天才、はじめちゃん(主人公)は最高です!一言で言うと「うざい」(爆)。
いろんな意味において「うざい」子なんですが、一途に先輩を想うはじめちゃんはかわいいです。例えば先輩に何かしてあげようと弁当屋でアルバイトを始めたはじめちゃん、
「ありがとうございましたー!」のせりふ。実は心のなかでは
プレステ3-!と叫んでるなんて、うんうん、先輩と一緒に遊びたい気合が伝わってきます。

でも、はりきりすぎて図らずも売り上げNo.1店員になってしまい、当初の目的とは裏腹に先輩との時間がなくなっていく…なんて、お約束なはじめちゃん!!
それから店の手作りマスコット(著しく子ども受けが悪いなまはげ級マスコット)をかぶってもいてもなぜだかはじめちゃんと分かってしまうという…。
驚異の天然?高校生、それがはじめちゃん♪

そんなはじめちゃんだからこそ「先輩」の灯台になれたのだと思う。
もともと先輩は「漢」なのではじめちゃんと出会ってますます漢っぷりが上がったと思うなぁ。本当にかっこいい。それに周りの人にも恵まれたよね~(涙)。
はじめちゃんのお父さんもお母さんもいいんですよ~。

出てくるキャラクターも濃い!のが特徴

個人的には土建屋の社長(別名・土建屋のショパン。とてもピアノを習っているとは思えない)と、はじめの幼馴染、三木の兄慎太郎(おまわりさん)がツボに入ってます。
お兄さんは2冊目ででてきて何コマかしか出てきてないにもかかわらず、
すごい存在感…。
おまわりさんなのに「危なさ」を感じます(笑)。

最後にあがいた最後の1冊、本当に面白かったです
3冊目、出たら買いたいなぁ
人情系が好きな人におすすめかも。