空はどこまでも

興味の対象は野球,国際情勢,マスコミ,マンガ。

ジゼル

2005年08月21日 | アニメ・TV・映画
久しぶりに「ジゼル」を観ました。
「ジゼル」を知らない人のための簡単登場人物紹介。

ジゼル 踊りが好きな病弱村娘。身分を偽って村に潜入したアルブレヒトを好きになってしまう。
アルブレヒト 貴族であることや婚約者がいる事をかくしてジゼルに接近。
ヒラリオン ジゼルのことが好きだったがアルブレヒトにとられてしまう。嫉妬に狂った彼は、アルブレヒトの身分を暴き、間接的(?)にジゼルを死に追いやってしまう。
死後、精霊となったジゼルは裏切られたにもかかわらず、アルブレヒトを許し精霊たちから彼を守り通し、最後には消えてしまう…。

という内容だと思います。
「ジゼル」はカルラ・フラッチがいいというので、一年位前に購入。なんせ、バレエも素人なので何が良くて何が悪いのかわかりませんが、買って後悔はしませんでした。舞台を収録した物ではないので、詳しくない者にとっては、表情もよく見えてよかったです。

「ジゼル」の話を知れば知るほど、これはバレリーナの永遠のテーマなんじゃないかなと思いました。バレエのために何かを犠牲にしてしまう…。ジゼルはプリマそのもののような気がします。

ちなみに
「ジゼル」と「白鳥の湖」はバレエの旧約聖書と新約聖書、というような例え方をする人もいます。
音楽ではバッハとベートーベン…だったと思うけどー。

しかし、バレエって心癒されるんだな~。美しい全てが。心洗われます。

スキージャンプ・ペア・オフィシャルDVD

2005年08月14日 | アニメ・TV・映画
暑いから、涼しいのを…と思って見てみました。
「ありえなさに爆笑」するらしいですが、私は後からジワジワときました。

原田ペアもいいですが、私はアメリカペアの演技が気に入ってます。
「アルマゲドン」ジャンプ アメリカらしい豪快さに笑い。
「ブッダ」ジャンプ  アメリカ人らしい浅はかな知識に笑い。
「ロデオ」ジャンプ  この二人の関係に納得して笑い、面白かったです。

以前聞いた外国のこぼれ話を思い出しました。
「世界三大ないもの」
・日本人の「プレイボーイ」
・ドイツ人の「コメディアン」
・アメリカ人の「哲学者」
これを聞いたとき、ひっくり返って爆笑してしまった☆

丁寧に作られたアニメが好き

2005年08月09日 | アニメ・TV・映画
プリンセスチュチュ公式HP

丁寧なアニメが好きです。

この「プリンセスチュチュ」というお話。ものすごく丁寧で、みていてため息が出るほどです。
バレエが素材にあるので、音楽がかかせません。美しい音楽と絵で堪能できます。
また、バレエの動きが通常の人間の動きとはちがいますので(関節のつき方が違うから)それにかなり苦労されている様子がうかがえて好感が持てます。
クルクル回るところなんか、最初はただ回転しているだけなんだけど、次はちゃんと「頭が残って」いるのです。

王子さまの心を取り戻すため主人公の「あひる」がプリンセスチュチュとなり、ほかの人の心に紛れ込んだ王子の“心のかけら”を探す

という内容なのですが、お子様むけの女の子変身ものではありません。ミステリー仕立てであちこちに伏線などがあり、一話からみないとちょっとわからなくなるお話です。

ですが、バレエの動きと音楽がピタッと合うところなんかはすごい!と素直に感動してしまいます。計算しつくされている演出に思わず拍手です。

私はこのアニメをみるまで「白鳥の湖」のあの音楽が、手垢がつきすぎて好きではありませんでした。
でも「あひる」が王子をカラスの姫「るう」から取り戻すため一生懸命踊る姿をみて、
「ああ、切ないっ本当に切ない音楽だったんだ」と涙が流れました。
チャイコフスキーの偉大さを改めて思い知ったのでした。

ちなみに猫先生というキャラが好き。「結婚」という言葉に過剰反応しめす猫に苦笑。他に「アリクイ美ちゃん」とか「ワニ子」とか、アルマ次郎(アルマジロ)だとか動物キャラがいい味出してます。(どんなアニメや)

やっぱ、よい質の高いアニメを作るには予算と時間ですか~。

この場面には「花のワルツ」が使われています。美しいの~