熱くない日本

　ネットでの納税（etax） は失敗だった。
　結局明くる日、敦賀税務署員さんに指導してもらって自宅から再送し、成功。
　達成感ありで、一人乾杯した（笑）

＜友人が送ってくれた9日朝の見事な富士山！＞


　韓国ドラマでは同じ建物がよく使われるが一方で、有名なアーケード街や繁華街（日本で言えば原宿・青山・代官山）やオフィス街（赤坂・麻布・乃木坂）での撮影が頻繁に行われる。
　交通整理が大変だろうに、といつも思う。

　気にしてみると、日本のドラマは大抵がセット内もしくは路地裏などで創られている。
　経費の問題も大きいが、何より手続きが煩雑でとても許可を得ていられないからだろう。
　脚本が良ければ見ごたえあるドラマになるが、ここでも文化に対する民族の価値観の違いを感じる。

　日本人の政治感覚にも似ている面がある、熱くないのである。
　「お上のすることだから」という感覚。
　「どうせ変わらない」という諦め・・。
　「国民なんて数か月で忘れるから大丈夫」というふてぶてしさ。

　しかし最近、研究者や学者たちが真面目に突き詰めて調べたら、こんな恐ろしい事が発覚！という記事をよく目にする。
　「100ミリシーベルトの脅威」「崩壊する介護現場」「著作権法改正の狙いは本当に海賊版なのか!?」「日本語は消滅する」「著作権法改正　過去に学ばずして何に学ぶ」

　“真面目”は日本民族の美しい特性だが、今や希少価値となっている。
　熱くて真面目な日本民族が、まだ健在なのだと嬉しくなる。

　先の先、奥の奥まで議論し尽くした上での施策を今の政治に望むのが不可能だとしたら、国民の人権を為政者から守るために作られた憲法は無いに等しい。

　あ～今夜は熱くなってしまった、眠れないかも。
　明日から日本海側は冬に逆戻りだそうだ。
　札幌の美しいミモザに心癒して、湯たんぽして寝るか。