大学で突然自炊生活になるまで、台所仕事とは無縁だった。
母の手料理を、当たり前のように美味しく食べて生きてきたのだ。
だから最初は米が満足に炊けない事に始まり、さんざんな失敗を繰り返した。
二度の結婚で若干、気合が入った。
最初の夫は生臭いものがダメで、きゅーり、スイカに至るまでアウト。
むろん魚料理はご法度。
義姉に習ってパンをこね、毎朝ホクホクを出した時期もあった。
今では考えられない。
二度目の夫は反対に生臭物が大好き。でも確か玉ねぎがダメだったような・・・忘れた。
魚料理は夫の方が上手だった。
いや、この頃もやはり三つ子の魂と言おうか、料理は苦手だったわけで・・・
お客様を招いて大恥をかいたことも一度ではなかった。
で、すっかり料理嫌いになり、介護で帰省してからも美味しいものを母や兄に食べさせた記憶がない。
こればっかりは、もっと頑張るべきだったと痛く後悔している。
そして今、
毎日何を食べても「美味いじゃん!」と感じるようになった。
料理が上手くなったとは思えない。
舌が単純になったとでもいおうか・・・。
シンプル味が一番になり、ただ煮て、ただ焼いて、塩か、オイルと香辛料か、酢醤油や辛子醤油で食べて大満足な味覚になったのである。
要因は一日一合の独り酒で、酒の肴(アテ)にはシンプルが一番なのだ。
何を食べても有り難く美味しい日々。
阿川佐和子さんいわく「今や一人で作り一人で誉め、誰に気を遣う事もない」状態なのである。
札幌の義姉は料理好き。小さなリンゴを山ほど使ってジャムを作ったそうな。
母の手料理を、当たり前のように美味しく食べて生きてきたのだ。
だから最初は米が満足に炊けない事に始まり、さんざんな失敗を繰り返した。
二度の結婚で若干、気合が入った。
最初の夫は生臭いものがダメで、きゅーり、スイカに至るまでアウト。
むろん魚料理はご法度。
義姉に習ってパンをこね、毎朝ホクホクを出した時期もあった。
今では考えられない。
二度目の夫は反対に生臭物が大好き。でも確か玉ねぎがダメだったような・・・忘れた。
魚料理は夫の方が上手だった。
いや、この頃もやはり三つ子の魂と言おうか、料理は苦手だったわけで・・・
お客様を招いて大恥をかいたことも一度ではなかった。
で、すっかり料理嫌いになり、介護で帰省してからも美味しいものを母や兄に食べさせた記憶がない。
こればっかりは、もっと頑張るべきだったと痛く後悔している。
そして今、
毎日何を食べても「美味いじゃん!」と感じるようになった。
料理が上手くなったとは思えない。
舌が単純になったとでもいおうか・・・。
シンプル味が一番になり、ただ煮て、ただ焼いて、塩か、オイルと香辛料か、酢醤油や辛子醤油で食べて大満足な味覚になったのである。
要因は一日一合の独り酒で、酒の肴(アテ)にはシンプルが一番なのだ。
何を食べても有り難く美味しい日々。
阿川佐和子さんいわく「今や一人で作り一人で誉め、誰に気を遣う事もない」状態なのである。
札幌の義姉は料理好き。小さなリンゴを山ほど使ってジャムを作ったそうな。
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