『熊谷ホテル物語り』再考

　全くもって昨日と今日の区別が付かない日々を送っていたが、今週はやや多忙。

　月に一度の診察とリハビリ。（回復が遅れているのは筋肉を休ませすぎたからリハビリを励め！とのこと）
　今年はじめにコロナの影響で10月から11月に延期していた東京ライヴの再延期の決定。
　県内三カ所の朗読講座の講師仕事。

　そこに、13年前に上演した大型市民劇『熊谷ホテル物語』の事を会誌に書くという依頼が舞い込んだ。
　関西敦賀人会が一旦解散を決めた後に出来たのが「関西敦賀交流会」で、その会報への依頼だ。
　　
　＜『熊谷ホテル物語』当日パンフレットと稽古場風景と舞台での記念写真＞

　資料をひっくり返し、書き始めて次々に思い出が蘇る。
　膨大な仕事量に、よくこんなエネルギーがあったなと我ながら驚く。
　むろん多くの助けがあって出来た舞台だったが、強引に突っ走る私の性分が為したわざだったと思う。

　その性分が元で無くしてしまった信頼関係もあった。　
　『熊谷ホテル物語』という芝居を思い出す度に切なくなるのはそのせいである。
　
　再演の話は今もあるが、台本再構築、人集め、稽古場探しに始まって・・・あ～、とてもとても・・・。

　今は自分を知り!？究極シンプルな舞台を模索している。
　つまり、何もしないで効果抜群の舞台。

　そんなのはあるはず無いが、予想を覆す舞台には常に貪欲でいたいと思う。

　ついにチャリ生活復活、何と楽チンな！
　ついでにアルコールも復活、何と幸せな！

　足元の小さな幸せを、明日へのエネルギーにする！