人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

春の旅

2010年04月07日 | 徒然
 土曜の朝、チョキチョキと好い音がする。庭に下りてみると、裏のお宅の
剪定にシルバーさんが来ていらした。とても穏やかでいい笑顔のお二人だ。
 桜花が、クルクルと舞いながら落ちてくる。月曜にはきっと満開だろう。    

 で、満開になった我が家の桜(外からは一部しか見えないのが残念) 

 近々我が家の庭もやって頂くことにした。何気ない会話が、朝を清々しい
ものにしてくれた。

 久しぶりに掃除機をあて、朝拾ったたくさんの桜を玄関外の水盤に飾り、
切り取った枝は玄関に飾った。気持ちもスッキリ。

 
 上京の時間を一時間遅らせて、月曜の収集日に備え、二か月分たまった
新聞紙や広告を束ね、火曜に備えてブログを書き始めた。

 今回は身一つで土産も持たずに行く。話すこと、会うことが大事。そう
決めて飾らずに行ことにした。
 本音は、何を持っていこうか考えあぐねたからだが、そう決めた途端に
社交ではない心の旅が始まっていた。不思議なものだ。

 池袋に一泊して、私の人生の節目を支えて下さった二組の恩人たちに、
ゆっくりと会った。皆、老いをかかえながらも前だけを見て生きる人たちだ。
彼等に影響されて何とか前向きに生きてこられた事に、今更ながら感謝。
 
 帰宅したあくる日は、大阪の歯医者へメンテナンスに出かけた。
 治療の合間に京都の嵯峨へ。関西回遊券はいつもより往復で1500円以上
安いのだ。範囲も広く、何度乗り降りしても、敦賀から往復2900円ぽっきり。
 3時頃まで、桂川上流の千光寺でのんびりした。渡月橋を渡るまでは物凄い
人出で、レンタルのチャリにまたがることも出来ない状態だったが、
橋を渡って桂川沿いを右に登ってゆくと、すぐに静寂が訪れた。

 千光寺から見下ろした桂川

 偶然にも千光寺は、角倉(すみのくら)という土木業者の長?を祀る寺で、
制作中の朗読CDにも出てくる名前だった。不思議な縁を感じて、思わず
鐘を一撞き。長い余韻が川面にまで響いていった。

 天龍寺横に「美空ひばり記念館」がある。トイレをお借りするついでに
覗いてみた。なかなか充実している。美空ひばりは母の思い出に直結して
いるせいか、とても懐かしい気がする。戦後の匂いと、幼児期の甘酸っぱ
さが一つになって・・・。

 次回は必ず時間を作って、有料のひばり劇場に入ろうと決めた。懐かしい
ひばり映画の数々をダイジェストで見せてくれるらしい!絶対来るぞ~!!

 ついでに友人T氏からの旅の写真を一枚。浜松城?

 土曜に書き始めたが、結局アップは水曜に。少々旅疲れが出たか。
 文芸協会は一本目のコンサートの先行売り出しが始まった。
 欲張らずに、しかし意欲的に、そんでもって、はんなり・・いきま~す。

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