アホからスカへ

　自民総裁が菅氏に決まった。
　浜：同志社大教授はこれをアホノミスクからスカノミスクへの最悪のバトンパスと読んだ。

　鉄面皮の管氏は狡猾なだけで中身空っぽの脳みそで、日本をさらなる泥沼へ引きずり込もうとしている。
　学歴の低さと志の低さは関係ない。（故：田中首相には篤い志があった）

　人気も覇気も無くなり公私ともに問題満載の安倍首相の首は挿（す）げ替えねばならなかった。
　が、そのまま総裁選をやっても自民党のイメージは落ちるだけだ。
　先ずは、安倍政権を持ち上げて花道を作る必要があった。
　
　問題を起こした世界中の政治家や大企業の重鎮達が昔から使ってきた手法そのままに、不自然な長期休養とメディア操作で世の同情を煽（あお）る。
　総理が持病を押して頑張ってきたというイメージを創り上げ、それを支えてきた自民党本体のイメージも底上げしたのだ。（最近超元気な安倍の、あの顔と声はなんだ！）

　潤沢な資金力を維持する自民の、情報操作に長（た）けた参謀たちは手練れ揃いだ。
　そんなものに踊らされてどうする！

　しかし国民の大多数は見事に踊らされた。
　結果、下降していた与党の支持率は上昇へと転じ、モタつく野党は光を失いつつある。
　魑魅魍魎というが、大昔から利権はこうして志（こころざし）の芽を摘んできた。

　急に寒くなり長袖が恋しい。
　世の中もお寒くなり、我々国民は包み込んでくれる温かで心ある政治が欲しい。

　次の選挙は、コロナ禍で薄皮を剥ぐように変質しつつある世界を、さらなる新世界へと繋げる分け目の戦いになる。