舊乃木邸見學と中央乃木會への入會
今月の一日二日と上京してゐた。奇しくも(※1)、一日から三日のあひだ、舊乃木邸が公開されてをり、邸内を見學して來た。舊乃木邱に就いては、留守晴夫氏も評論「昔を今に爲す由もがな――『明治の精神』から林子平へ――」に於て、言及されてゐた事と記憶する。殘念ながら、邸内は撮影禁止であるが、禁止されてゐるのが當然であらう事は、常識的に考へれば分る事である。
乃木神社に於ては、中央乃木會入會に就いての告知があつた。その文章が正假名遣である事に好感を抱き、正會員となつた。會報誌「洗心」はその文章の殆どが正字正假名であるが、之は、この會の會長が小堀桂一郎・東大名譽教授であらせられる事が大きいと思はれる。
(※1)「奇しくも」と云ふのは、私のスケジュールがこの日にあつたと云ふ事で、明治節と明治節を控へる日々に、舊乃木邸が公開されてゐたのは、必然と云へるのではないか。
「洗心」本文、正字正假名。
「洗心」表紙。
「中央乃木會」封筒。此方も正字正假名。
舊乃木邸外觀。
乃木神社本殿。
今月の一日二日と上京してゐた。奇しくも(※1)、一日から三日のあひだ、舊乃木邸が公開されてをり、邸内を見學して來た。舊乃木邱に就いては、留守晴夫氏も評論「昔を今に爲す由もがな――『明治の精神』から林子平へ――」に於て、言及されてゐた事と記憶する。殘念ながら、邸内は撮影禁止であるが、禁止されてゐるのが當然であらう事は、常識的に考へれば分る事である。
乃木神社に於ては、中央乃木會入會に就いての告知があつた。その文章が正假名遣である事に好感を抱き、正會員となつた。會報誌「洗心」はその文章の殆どが正字正假名であるが、之は、この會の會長が小堀桂一郎・東大名譽教授であらせられる事が大きいと思はれる。
(※1)「奇しくも」と云ふのは、私のスケジュールがこの日にあつたと云ふ事で、明治節と明治節を控へる日々に、舊乃木邸が公開されてゐたのは、必然と云へるのではないか。
「洗心」本文、正字正假名。
「洗心」表紙。
「中央乃木會」封筒。此方も正字正假名。
舊乃木邸外觀。
乃木神社本殿。