明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

古代史を散策する(2)天智天皇、天武天皇、そして郭務悰

2016-04-01 20:00:13 | 歴史・旅行
前回、乙巳の変から蘇我蝦夷が自殺した謎についての考察を書くと言ってたが、古田武彦氏の「壬申大乱」という本を読んで興味の中心が壬申の乱に移ってしまった。日本書紀に詳しく書かれている壬申の乱の記述が、九州で起きた事件の大和への焼き直しだというのだ。例のごとく一つ一つ日本書紀の辻褄の合わない記述を解明して行って本題を浮かび上がらせる手法をとるが、教育と学問と全ての歴史家が奈良で起きた日本史始まって以来の . . . 本文を読む