明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ニュースを考える(58)中学生殺傷事件、私の想像では・・・

2024-12-24 13:05:00 | 私の意見

やっと犯人が捕まったとニュースで言っていた。最初犯人は店を出て北の方に歩いて逃げたと報じられたと記憶しているが、警察は実際は防犯カメラやドラレコのリレー解析で黒のワンボックスカーを追いかけていたようである。まんまと騙されたわけだ。警察は今は犯人の動機などを調べているようだが、騙されついでに私も想像を巡らしてみようと思う。

1、犯人は家にいたがどうにもむしゃくしゃして我慢できず、通りすがりの誰でもいいから刺してやろうと思い立ち、車に乗ってターゲットを探す

2、客が何人かいたマクドナルドを選び、しばらく駐車場に停めて店内を探っていた。

3、そこへ二人連れの中学生が入って来て、窓際の座席に荷物を置いてレジの列に並ぶのが目に入る。楽しそうに語らっている二人を見て突然「こいつ、ふざけるんじゃねぇ!」とスイッチが入り、理由もなく「刺してやる」とターゲットに決めて車を下りて店に入った

4、列の最後尾に並んでいた男子中学生の腰部を後ろから刺した。殺すという明確な意識は頭になく、ただ単に「刺す」のが目的ですぐ逃げるつもりだった

5、しかし男子中学生と会話していた女子中学生と「たまたま目が合ってしまい」、反射的に刺す。被害者が犯人の方に向き合っていたため腹部を刺され、それが致命傷となって命を落とした

6、犯人はすぐ逃げたため、刺した後で中学生がどうなったかは見ていない。やろうとしていたのは「誰かを刺して去る」という自分の映像=イメージではないだろうか。犯人が捕まった時、その「行為」は私がやりました。という供述に違和感を感じたのは私一人ではないと思う。何故行為という言葉を使い、「刺したのは」私です云々とより現実的なあるいは具体的な使わなかったのか。犯人は非現実の世界の中で、自分の事を「ヒーロー」と思い込んでいたのかもしれない。こうなると精神鑑定の可能性が出てくる。

7、事件が起こった直後、店員か客かのうち誰かは分からないが、駐車場から出ていく車を目撃しており、警察は最初から犯人は「車で逃走した」と知っていたと思う(だが隠していた)

8、防犯カメラやドラレコで逃走経路を追い詰め、黒のワンボックスカーにたどり着いたというのが捜査状況の説明だが、多分地元の警察は犯人の「日頃の異常行動」を事件前から把握しており、ある程度の目星を付けていたと想像する

9、警察が正確な情報をあえて隠したのは、犯人に逃げられないように外堀を埋めてから確実に逮捕しようということもあるだろうが、むしろ犯人側に「追い詰められている」と気づかせずに一気に逮捕に持っていこうという判断だったと思う。だからマスコミにも本当の事を隠すように頼んでいた可能性は十分あった。何より、この事件は「絶対に犯人を挙げる」というだけじゃなく、犯人が逮捕前に「もしかして自殺してしまうんじゃないか」という心配があり、警察は気が気じゃなかったんだと思う(私の想像です)。警察はこの残忍で異常な性格の犯人を「生け捕り」にし、そして裁判にかけ「自分のした事を洗いざらい供述」させてから死刑にするのだ!、という強い意志を感じた。それが亡くなられた女子中学生への、せめてもの供養だとの思いであろう。

追記:彼女はもしかしたら最初は犯人のターゲットでは無かったんじゃないか。犯人の頭には、刺すのは男子中学生一人だった、という可能性がある。つまり彼女がレジのほうを向いて列に並んでいて犯人を見ていなかったら・・・と返す返すも悔やまれるのだ。以上、あくまで私の想像に過ぎない。

しかし偶然という運命は、時に愛する家族の手から「若く、最も美しい命」を奪っていくものである。ご冥福を祈る。



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