去年は何だかんだ家にこもりがちだったので、健康面で相当体力が落ちた1年だった。感覚的には一気に80歳台まで落ちた感じ。これを元に戻すのは並大抵のことじゃ無いような気がする。実際、老いの坂道を転がり始めたな、と思った瞬間が何度かあった。そこで今年は「外に出る」をキーワードにして、とにかく午前中に最低一度は駅近辺まで歩く事を目標にしたい。
そして歩幅を大きく、スピードを上げて元気よく歩いてから、どこか喫茶店に入って2時間ほど「読書」しようと思う。大事な事は一気に点数を稼ごうとせず、毎日コツコツと続けることである。続けてさえいれば、どこかで気が付かないうちに「若返っている」んじゃないだろうか?、なんてね。これを毎年繰り返していけば怪我なく病気せず、楽しく人生を全う出来ると思います(この先何があるかは分からないけど、結果は全て受け入れる事としましょう)。
と言うことで、以上を基本にして今年やるべき目標を書いてみました。
1、ゴルフを極める
去年の目標としてはとにかく「レイトヒット」を身に付けることでした。ハンドファーストやアーリーリリースも治したい動作ではあるのですが、これらはレイトヒットが出来れば「ある程度は同時に解決するんじゃないか」と想像してます。事実これらは意外と連動しているので、インパクト周りの手首の返しも同様、一連のものとして考える必要がありますね。
それを3月頃までにある程度身に付けたとして、次の段階は念願の「飛距離UP」でしょう。2025年は飛距離に特化し、筋力アップも含めた「体作り」に邁進したいと思います。課題は「筋力と柔軟性」です。目標はドライバーの飛距離が230ヤードですか(何考えてんの!、無理無理!)。
勿論、各種エクササイズを1年間やり続けることは大事ですが、これは自分の身体と相談しつつ「ゆるゆると」やっていこうと思っています。体力は年々歳を取るごとに衰えますから、少なくとも維持するだけでも一苦労なんですね。頑張ります!
2、芸術に親しむ
一日中部屋に籠もってテレビばっか見てるんじゃなく、たまには外に出てコンサートホールや美術館に出かけて行き、音楽・絵画の鑑賞を日常の喜びとするのが目標です。特にモーツァルトは大好きな作曲家なので、今年はファンクラブに入ろうかと考え中です。毎月一回定期的にモーツァルトのピアノ・リサイタルまたはバイオリンや室内楽の演奏会などを聴きに行くのは社会との繋がりを絶やさない事にもなり、何より「気晴らし」にはもってこいと言えます。
それから絵画についてはなるべく「実物」を見るようにし、細かいタッチを見たり本物のサイズを遠くから眺めたりなどして、絵画を頭じゃなく「感性」で見るのがポイントです。これは図書館では得られない感覚だと思っています。中でもセザンヌに関しては彼の「革新的な考え」に非常に興味があるので、いつかは実物を見たいと思っているんだけど今年か来年あたり上野に来てくれないかなぁ(来るといいけど・・・)。とにかく芸術に関しては、上っ面を眺めてさもわかったようなことを言って「つまらない評論家」になってしまわないよう気を付けなければいけないですね。目で見て耳で聞いて肌で感じること、これが大事でしょう。
3、読書にのめり込む
今年は「毎日少しでいいから本を読む」を最低限の目標にしたいと思います。冊数で言うと年間20冊以上、毎月2冊が目標ですね(私の読もうとしている本は学術書が多いので、読むのには時間がかかるのです)。
ジャンルを細かく言うと
① 日本文化の研究
特に奈良・平安の古典を手当たり次第に読もうかな、と思っています。まず最初に「伊勢物語」から始めたいですね。平安文学の基本です。次に「小右記」と「法然上人絵伝・上下」、それと「枕草子」と「白氏文集」あたりは是非とも6月位迄には読み終わりたいです(読めるかなぁ)。なお、法然上人と道元禅師の二人は、宗教家というよりは「人物像」に興味があるので、今後も伝記とか色々と分け入って研究するつもりでいます。
② 中国文明の研究
目標は唐の詩歌と宋朝士大夫の研究です。おまけで中国語を少々勉強出来れば良いかな?とは考えています(3年越しだけど)。取り敢えず春秋戦国時代から宋までの歴史をザッとおさらいするところから始めるつもりです(Amazon の読み放題で GET しました)。特に王朝と王朝の間の「混乱期」例えば漢初の動乱、三国時代と南北朝、唐末の五代十国から宋の興亡まで、面白いと言えばこれほど面白い歴史はありません。特に物語としての緊迫感・疾走感は何と言っても「そのスケールの大きさ」から来る壮大さにあるんじゃないでしょうか。何から何まで中国は桁違いですから、読む者の興味は尽きません。まずはのめり込んで大体の知識を蓄えるところから始めたいですね。
③ 古代の研究
倭国の実像と日本国の誕生について、少しでも「何らかの情報」を得よう、というのが私のライフワークです。その中でも私は天智・天武の二人の人物が日本史に深く関わっていると睨んでいて、その謎を追いかけるのが楽しいのです。いつか二人の実像がはっきり解き明かされて、日本史の本当の姿が謎「解きよろしく」全容解明、となるのを首を長くして待ってるんですけどね〜。とにかく二人の存在が「古代史の輝く頂点」であるのは確かだと思います。今年こそ何か新発見があるんじゃないか?・・・と期待しています。
④ 明治・大正文学の研究
最近は戦前文学に興味が出て来ました。私は特に「永井荷風」が好きなので今年に限らずずっと読み続けようと思っています。春先の晴れた暖かい日などに下町の風情を味わいに墨田や台東・浅草あたりを散歩するのも乙ですね(幸い私の会社は上野にあったし、北千住に住んでいたので土地勘は多少ともあると思います)。ノンフィクション物は特に「山本七平」をもう一度読み直して、日本人とは?をあらためて研究してみようかと思ってます。それと「島崎藤村」は当時の文学運動も含めて最も興味ある文学者ですね(ちょっと欲張ったかな?)
4、人間関係を楽しむ
そろそろ人生も終わりに近づいて来たので、私の数少ない友人であるゴルフ仲間との交友を「いっそう大事に」しようと思ってます。それに加えて、普通の生活でも「会話」を増やすことでしょうか。会話が増えればリハビリになるし、何より頭がシャキッとしていいことずくめです。そして「行きつけの喫茶店」なんかができてくれば、言う事ないですね。是非ともいい感じの店を探して開拓してみたいと思ってます。やっぱり自宅で淹れるコーヒーは味がイマイチなので、プロの淹れた味っていうのが狙い目です。カウンターに座ってちょっとマスターと会話なぞ出来ると最高じゃないでしょうか(ウェートレスが可愛いとテンションが上がるってのもアリだ)。
5、終活を考える
最後はお決まりの終活です。身の回りのものをバッサリ全部捨てて身軽になり、後は食器と少々の服とゴルフ道具があればいいかな?と思っています(冷蔵庫・電子レンジは必須です)。ただ、ゴミを捨てるのが面倒なんですねぇ、特に「ボトル類と不要な電化製品」の捨て方が分かりません。それで取り敢えずいらないものを「一箇所に集めて」部屋に置いておくつもりです。後は終活サービスを何処か頼んでおいて、万一の時は一切合切綺麗さっぱり持っていって貰う、なんてのがいいかも。何でも「お金で解決する」のが私のモットーです。立つ鳥跡を濁さず、ですね(備えあれば憂いなし、とも言います)。
以上、「2025年の抱負」でした。
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おまけ:ブログを更にパワーアップする
どうも goo ブログは私に合わないのかそれとも私の力がないのかいずれにしてもアクセス回数が伸びないのが悩みです。まあこればっかりは自分の力ではどうしようもないので、今まで時々提案という形で発表してきた「日本大改造」の企画を前に進めていきたいと思います。それは「デジタル国家構想」という壮大なテーマを具現化するプロジェクトで、いま考えているさまざまなアイディアを「全体を一つにまとめて」明確なメッセージを世の中に出していきたい、と考えました。具体的には、苗字を共にする族と戸で構成された「旧来の戸籍による国民の管理」を廃止し、新たに「個人一人ひとりを直接管理するデジタル国民台帳=マイナンバーシステム」を創設し、それを基礎とした「新しい役所の業務」を再構築して順次変更改訂していく、です。
市町村に勤める公務員の数が今と比べて「相当数不要になり」、その分を振り替えて伸び盛りの産業に回せば今問題になっている「日本の人手不足」にも大いに寄与するものと期待しています。これ、私が真面目に考えている「日本再生プログラム」の大事な一部ですので、是非とも一緒に考えていただきたいテーマだと思っています。まあ、実現するのはだいたい2075年・・・50年後ですけど、ね(だいぶ遠いねぇ)。
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