明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

冬に最適なイヤホンを選ぶ

2019-12-15 23:12:15 | 芸術・読書・外国語
そろそろニットキャップにマフラーが恋しくなってきた。冬は色々と着るものが増えてくる。帽子やキャップを被っているとヘッドフォンは使えない。勿論、頭が小さい人は使えるが(顔が小さいのではない!)、私は精一杯バンド部分を伸ばしても足りないので、無理なのだ。私の愛用の SHURE SRH1540 は春夏秋専用である。また、ネックバンド式のものはマフラーを巻くと邪魔になって、これまた使えない。私の愛用の Kliosch X12 は春夏秋と室内専用だ。実はゴルフ練習場用と冬用に、完全ワイヤレス式のイヤホンを一つ持っていたが(NUARLという中華モノ)、こないだ外を歩いていて落とした時ちょっと角が欠けてから、何となく新しいのが欲しくなってきた。

電池の持ちが悪くて、精々3時間弱しか持たないのが一番の欠点である。ブルートゥースのバージョンは5.0で悪くはなかったが装着感が今一良くなくて、特に左耳の収まりが悪いので「それで落とした」とも言える。やはり完全ワイヤレスイヤホンを買うなら、電池容量と装着感は外せない。ちなみに Klipsch X12 も最初は左耳の収まりが悪く、イヤーピースをいくつか試したが合わずに困っていた。それが、添付の「コンプライ」のチップに交換したらドンピシャに嵌り、全然外れそうにない上に装着感も極上で、ようやく至高の音楽に集中出来るようになった。イヤーチップは重要なパーツである。Klipsch はこれがパッケージに入っているので、ユーザーに最上の視聴環境を用意するというメーカーの姿勢が感じられて、非常に信頼が置けた(値段もそれなりに高いが)。

早速アマゾンでイヤホンを調べてみると、2千円台から出ているので絞るのが大変である。それで基準を再確認することにした。

ポイントは
1、連続再生時間が最低4時間以上
2、ブルートゥースは5.1もしくは最低で5.0以上
3、装着感は「ぴったり」
4、音楽再現性は出来ればモニター品質、またはせめて「耳に刺さるキンキン感」とか重低音を無理やり増幅した「ブワー感」の無い、やや高音に寄った柔らかい普通の音がベスト
5、音飛びは無いに越したことはないが少々はしかたがない
以上である。

a. 先ず第一候補は SHURE のSE425VーBt2だ。音質はヘッドフォンで実証済みである。電池は10時間、ブルートゥースは5.0、完全左右分離型ではないが、コードは細くて邪魔にはならないと思う。問題は装着感だけだが、お決まりの SHURE スタイルなので「大丈夫だろう」と思っている。後は値段だけだ。3万5千円もするので、一応候補に留めておく。

b. 次に Klipsch のT5、26870円。電池の持ちも音質も相当に良さそうなのだが、何といってもイヤーピースが独特で、サードパーティのものが取り付け出来ないのが痛い。元々付いているイヤーピースは、X12 で合わないことが分かっているので、これは落選。音は素晴らしいメーカーだけに、装着感で落ちるのは何とも勿体無いが、仕方ない。

c. RHAのT20、26728円。完全ワイヤレスとネック式と左右一体式の3タイプに使えて、音の好みによりフィルターを変えられるなど、ユーザーの自由度が高い魅力的な一品。しかもハイファイ使用の新テクノロジーを搭載した究極のワイヤレスイヤホンである。時間がどのくらい持つのか書いてないので不安だが、コンプライのイヤーピースが付いていて、装着性は問題なさそうだ。ブルートゥースが4.1というのが気になるが、一応候補に押さえておきたい。

d. GLIDICのTW7000、電池が9時間持つというのは凄い。音はフラットで、中音域の自然な広がりとエネルギッシュな低音のバランスが素晴らしいと雑誌のレビューには書いてある。値段も12000円位でお手頃で、かなりコスパは良さそうだ。その他の情報がないので分からないが、まあ予備として考えてもいいかな、と。このメーカーの中では最高峰と位置づけているらしいが、レビューも「ほどほど」の書き方でべた褒めではない。落選ではないが、順位は下がる。

e. AVIOTの WE-BD21d 、13000円。完全ワイヤレスではないが、軽量でかつ aptX HD を搭載していて、最新のテクノロジーの魅力を存分に楽しむことが出来る。音質はハイブリッド・トリプル・ドライバーの効果もあって、充分に期待できるレベルである。特に「日本の音」と謳っているのが気になる。AVIOT は TE-D01g という完全ワイヤレスイヤホンも出していて、かなりワイヤレスにはコダワリがあるようである。電池もタップリ持つし、ノイキャンも付いていて9000円弱だから、こちらも候補として取っておきたい。WE-BD21D はツインBAドライバーが搭載されているのでハイブリッドと言っているから、音質には自信があると分かる。問題は装着感だけである。こればっかりは試してみないとわからないが、最新という点がポイントである。今のところ、一番の候補。

f. ANKERのサウンドリバティNEO、グラフェンという新素材のドライバーが興味ある製品。メーカーは、コンピュータ周りの充電池や変換コネクターでお世話になっているから信頼感はある。しかし安いのがネックになっていて、電池もちが少々悪く、コーデックもSBCだけみたいなので落選。

g. ゼンハイザーのモメンタム。こちらは完全ワイヤレスも出しているが余り評判は良くない。どうも海外で充電器周りのトラブルが多発しているようである。しかも値段が35000円位するので、ちょっと引く。18000円の両耳タイプの方が、ゼンハイザーの音を楽しむのにはいいだろう。電池の持ちも有利だし、apt X にも対応しているのでベストである。但しブルートゥースが4.2と低い。ここら辺が弱い。ユーザーレビューもこれと言った点が少なく、残念だが落選としておこう。

結局、AVIOTとSHUREとRHAが残った訳だが、ワタシ的にはRHAの3WAYに惚れた。以前購入してあったMMCXのワイヤレス・リケーブルを持っているので、これで無駄にならず一石二鳥である。明日はビックカメラに行って、RHAの「装着感」を試してみようと考えている。まあ、コンプライのイヤーピースが付属しているので問題は無いのだが、実物を見ておこうと。値段はアマゾンの方が安いに決まっているが、店員の応対によっては「ビックカメラ」で買ってもいいかな、と思っている。果たして音質が謳い文句のとおりかどうか、そこがポイント。やっぱりイヤホンは音質で決まる。そうなるとSHUREも気になる。値段から言えばAVIOTだが、ツインBAドライバーは気になるねぇ。音を追求すると色々買いまくる事になるので、ここはグッと我慢してRHAにしようかな・・・

こうやって色々悩む時間が、実は楽しかったりして。困ったものです。。

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