一昨日ゴルフパートナーに行って2時間自主練習してきました。月曜日は先生無しなので気楽です。先週月水金と集中練習したせいかだいぶ調子が上がって来たと感じていたので、今度はいよいよフルスイングに挑戦して私の本当の飛距離が「どんだけ伸びてるか」試してみよう!、という魂胆です。
丁度、隣のブースでは40代の会社員風の男が「めちゃくちゃ本気」出してて何と260ヤードも飛ばしています。もう、パワー全開で~す!(凄すぎ!)。それを横目で見ながら私も密かに思いっ切り力を入れて、7番アイアンを全力でスイングしました。ところが測定器の数字は無情にもまるでチョボチョボの98ヤードしか出てなかったんです、ガックシ!、マジ、膝から崩れ落ちそうな惨めな数字じゃああーりませんか(ノォ~~ッ!)。正直「前と全然変わらない」数字だし、ちょっと伸びたかな?って程度の残念な距離でした・・・、何でぇ〜~っ?!
これは弾道測定器に良くある現象でヘッドスピードなんかもそうですが、当たり方つまりインパクト時の進入角度とか衝突時間など色々な要素がからんでいるみたいで「単純に強く打てば飛ぶ」わけじゃないらしいんですね(とにかく飛ばなかったのは事実だ)。実際も当て方で飛距離はだいぶ変わるのだから、その点は同じだと思います。ただ、機械で測ってるんだからヘッドスピードぐらいは「計った通り」表示して欲しいな、って思います。まあ、出来ない者の僻みですかね、淋しい限りです。
とにかく今日はマン振りし続けるぞ!という意気込みで練習しました。振り続ける事で何かが見えて来ると信じてたわけです。常に練習は、まだ見た事の無い「未来へのあくなき挑戦」です(何カッコつけてるわけ?)。幸いにして私にはまだまだフルスイングするだけの体力は残っている筈なので、その可能性を100%発揮できるように、ひたすら練習するのみと考えています(夢は230ヤードです。あっ、言っちゃった・・・まあ、戯言ですがね)。
で、マン振りし続けて気が付いたことを書き出して、次回の課題としましょう。
1、下を向く
以前から下を向くように気を付けていたんですが「もっと正確に下を向かないと」いけないことに気が付きました。感覚的には「真下を向く」ですが、それだとボールから目が離れてしまうのでどうしようかと思っていました。しかし私のインパクトでの癖、つまりボールにヘッドが向かう時に「軌道が外側にぶれ」てシャンクする、を防ぐにはこの「インパクトで下を向く」のは絶対習得すべき方法です。それで悩んだ末に上半身は下を向くけれど、顔は首を伸ばし「目線を上げてボールを見る」というちょっと変わったやり方に落ち着きました。これ、女子プロで飛距離第10位の飛ばし屋、山路晶の「覗き込み」スイングです(私が命名しましたぁ)。この方法はクラブの軌道が外にぶれないための方法なので、これで毎回ヘッドの当たり方を確認し微調整すると良いと思っています。
2、頭を絶対に左へ動かさない
以前私のゴルフ仲間であるSN氏が飲み会でハンドファーストのやり方なんか簡単だよ、と言ってた方法です。それは「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」でした。「なんだよ、当たり前じゃん!」と言うのは、やってから言うべきです(案外と難しい)。確かに頭がボールより右にあるというのはハンドファーストの1要素ではあるんですが、頭を右に残して尚且つハンドファーストに打つ為にはよっぽどインパクトのタイミングを遅らせなければ(グリップを前に出す)出来ないので難しいんです。特に私のようなインパクトの癖(ついつい正面で球を捉えてしまう)が抜けきらない人間には大変難しい技だと思っていました。やはり下半身を回して「インパクトで身体が目標方向を向く」くらいにならないとグリップを前で捌くのは難しいんじゃないかと思います。しかし私の場合は下半身を回すと「同時に頭が目標方向へ動いてしますのです。いわゆる「突っ込み」です。それで「神谷そら」のスイングを参考にしてインパクトで後ろに引いたお尻を起点に上半身を折り、左脇腹の筋肉の緊張感を保ったままクラブの軌道を外にぶれないようにして右の肩を「左の脇の下に潜りこませ」るように回転させると、ほぼ思ったような「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」が出来上がります(理論上は、ですが)。とにかく「突っ込まないこと」が肝心です。
3、ハンドファーストには下半身先行が絶対条件
ここ何週間か練習していて最後にはこの「クラブが遅れて下りて来る」に行きつきます。やっぱりレイトヒットというのはスイングの「超基本」じゃないんでしょうか?。普通に振り下ろしてタイミングを合わせようとするとヘッドスピードが落ちてしますので、下半身が回わり始めるまでトップで我慢するのが大事かな、と思います。または上がっている途中で下半身を回すとか。要するに上半身と下半身の分離ですね。我々後期高齢者には過酷なミッションです(びぇ~ん)。この、下半身が回転している「のに」上半身はまだトップのまま、というのが出来ないんですねぇ、ホント柔軟性は「ゼロ」です(悲しい~ッ!)。その保持したトップから「エイヤッと振り下ろす」んですから相当な体幹の筋肉がなければ無理となりますね(竹田麗央なんか見ると、ほとんど「北京雑技団のレベル」の動きですよね~、惚れ惚れします)。で、気を付けるポイントは「グリップを右膝の後ろに下ろす」です。そして右腰の上あたりから「一気に叩きつけるように」してクラブを水平にしたまま移動させれば見事ハンドファーストの完成で~す(これももちろん理論上は、です。私が出来てると思っている方はいらっしゃらないと思いますが、念の為)。
4、フィニッシュは大事
今迄私は「インパクト命」でひたすら練習してきましたが、やっぱりフィニッシュを取れるか取れないかが途中のインパクトに結構な影響を与えているようなんです。フィニッシュの事など意識せずに力一杯インパクトすると当然フィニッシュは「力余って」皆さんがいつもみているような素晴らしいフィニッシュに「なってしまう」わけです。つまりフィニッシュは「不可抗力で」回ってしまう、が正解なんです(これ、私の個人的見解です)。で、インパクトを一瞬と捉えるのではなく「重量物を何秒か押し続ける」イメージでグーっと力を入れ続けると、結局フォローは勢い余って肩口あたりまで行ってからフィニッシュに入るので「背中を見せる」くらいに綺麗に回った形が出来上がるというわけです(くどいですが、理論上です)。大事な点は偏に「体を起こさず」に頭を残してインパクトに集中することでしょうか。ついつい当てて終わりのフィニッシュになりやすいので、とにかく「バシュゥゥゥ~ッ!」とか声に出すくらいの勢いでインパクトの前後30cmぐらいを「力を入れ続け」てスイングするといいんじゃないかな?と思っています。頑張ります!
5、インパクトでの右手の力
最後にやっぱり「力」が大事、という話。私は脳梗塞を患って10年、徐々に回復して来ていますがまだまだ「右手のパンチ力」は病気前の6割程度というのが正直な感想です。色々スイングを作って何とか理想に近づいているのにまだ飛距離が「全盛期の6割」しか飛んでないというのは、このパンチ力のせいじゃないかと思ってます。やっぱ、物を叩くというためにはどうしてもパンチを利かせることが必須でしょう。そのパンチの力が全盛期に比べて「弱い」んです(グスン)。これは単純に腕力の問題なので、普段の「筋トレ」が効果的ですね。何かいいトレーニング器具があればいいのですが、結局インパクトの形で「力を入れてグーっと押す」という、誰でも考え付くシンプルな動作しか思いつきませんでした(さんざんブログ書いててそれかよ!)。我ながら想像力の欠如には頭を悩ませています、マジで。本当はインパクトバッグなんかがあれば最高なんですが、まあアパートなんで音は出せませんから布団を叩いてお茶を濁しています。果たしてどのくらい効果があるのか・・・。
ま、こんな調子で練習を続けていくつもりです。とにかくフルスイングで形が安定する、というのが理想です。勿論、インドアで平らな場所でスイングしているので、コースに出ればそれこそ千変万化のシチュエーションが待っていますから「インドアでのナイスショットなど」全く歯が立たないのは重々分かっています。いますが・・・今はこうすることがゴルフ道を究めるための第一歩だと信じてひたすら歩みを止めない所存で頑張っているわけです。唯一の心の支えは「僅かながらも進歩がみられること」でしょうか、有難いことです。
私のつたないブログを読んでくださっている皆さんには「いつになったらまともなスイングが出来るんだよ!?」とお叱りを戴いているかと恥じ入る次第です。が、もう少しお待ちください。私がハンドファーストを完成させて飛距離230ヤードを達成するのが先か、または私がクラブを振れない健康状態つまりヨボヨボになって歩くのもやっとに成り下がるか、出来れば前者がいいんですけどねぇ。頑張ります。
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