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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフを楽しむ(2)来季の女子ツアー

2019-12-05 22:16:43 | スポーツ・ゴルフ
女子ツアーでシードを持ってないか今季惜しくもシードを落としてしまった選手と、今回新たにプロテストに合格して晴れてLPGA正会員となった選手達が、今熾烈なQTを戦っている。3日目を終えてフェービー・ヤオと木戸愛が10アンダーでトップタイだ。注目の安田祐香は3位T。東浩子・藤田さいき・ささきしょうこ等も順当に上位に来ている。ここに来てやや復調気味な渡邉彩香と川岸史果もトップ20に入っているので、ここまま行けば来季前半の出場はほぼ、確定である。

さて問題の「気がかりな選手」と言えば、私が去年に続いて一押しの「日本生まれ中国育ち、セキ・ユウティン」と「韓国の美人お姉さんプロ、ハン・スンジ」だ。セキが23位T、ハンが14位Tとほぼ確定である。今の女子ツアーは鈴木愛・渋野日向子・申ジエの三人が抜きん出ており、来季も激しいバトルが繰り広げられるのは間違いない。その下にひしめき合っているのが、イ・ミニョン、ペ・ソンウ、上田桃子、稲美萌寧、岡山絵里、小祝さくら、黄アルム、勝みなみ、穴井詩、ペ・ヒギョン、テレサ・ルー、それに永久シードを狙うアン・ソンジュ、比嘉真美子、と続く(年間平均ストロークで並べた場合)。勿論、菊地絵理香、松田鈴英、原英莉花、三ヶ島かな、それと暴言問題が心配な笠りつ子、復活組のキムハヌルとイ・ボミがいる。

イ・ボミは完全復活すれば賞金女王レースも狙える実力者なだけに、新しく奥さんプロになって帰ってくる時にイメージがどう変わっているか、見ものである。柏原明日架・金澤志奈・新垣比菜・成田美寿々はもう少し頑張りが必要かも。エイミー・コガが平均ストロークで申ジエと2以上の違うのはちょっと期待はずれであった。やはり年間を通して高い力を発揮し続けるのは、相当難しいとも言える。永井花奈が46位と下位に沈んでいるのは、終盤の7試合で5試合予選落ちしたのが響いていると見ている。トップ10が6回と実力も充分なので、来季の飛躍が待たれる選手である。

そんな中で大ブレイクしそうなのが、松田鈴英と三ヶ島かなである。松田鈴英は言わずもがなのツアー切っての飛ばし屋で、パーオン率も6位と高いショット力が売りの実力者なのだ。しかし平均パット数が57位と全然振るわない。リカバリー率に至っては77位と問題外だから、小技もちょっと練習が必要である。飛距離は三本の指に入るだけの力があるのだから、グリーン周りとパッティングを必死に練習すれば、賞金女王レースにだって加わることができそうだが。そこはB型の天然なので、もともと小技を練習するというよりもドカーンと飛ばして乗せるほうに興味があるのかも。来季は心機一転、小技も上手くなって、女王を狙って貰いたい一人である。

一方、三ヶ島かなはJGRドライバーで飛距離アップを果たしたということで、一気に優勝戦線に絡んでくる可能性が出てきた。今季も堅実なゴルフで、トップ10が7回と常に上位に顔を出す実力者。ただ北海道MEIJIカップから4連続予選落ちを喫して絶不調となり、平均ストロークを落としてしまった。何があったか分からないが、身体の調子が不調の原因だろうと思う。今季はドライバーの力を借りて飛距離が伸びたので、ますます小技に磨きをかけゆけば、トップ10ランカーも夢ではない。サンドセーブ率3位にリカバリー率6位とグリーン周りは「光るもの」があるのだ。パーオン率26位はそこそこである。ただ飛距離231ヤードで75位、平均パットが48位1.836と順位が低いのが問題である。

まあこれは、少しでも順位を上げるように努力するというよりも、良いコーチと出会うのが大事なことかもしれない。渋野日向子も青木コーチと出会っていなければ、これほどの活躍はなかったのでは無いだろうか。良いコーチを見つけるのは「良いクラブ」を見つけるより難しい、とも言える(私の考えだけど・・・)。この2人と鈴木・渋野・申の3人が加わって、更に更に勝負が面白く展開するのだが、そこは女子ツアーである、可愛く美しくがモットーのツアー選手たちが、「ファッションで魅せる」という戦いもあるのだぁ!

という訳で来季は、中国セキ・ユウティンと韓国ハン・スンジに、大穴として「日本の小祝さくら」を注目していきたい。この小祝は、私の友人SN氏が押している選手で、今年はいい所まで行っているのに「今一勝負弱さが」出て優勝は一回だけである。来季はこのメンタルを鈴木並の戦闘モードに持っていければ、彼女の勝機は充分あると私は見た。果たしてダイキンオーキッドから本気モード全開で行けるかどうか、勝負の一年が始まる。

そんなこんなで肝心の自分のゴルフの方は、今日はいつもと違って「目的」を持って練習場に行ったみた。普段は手を返そうとか腰をもっと回転させてとか色々改善点を考えて行くのだが、今回はもっと基本的なことに時間を費やすことにした。それはクラブコントロールの上達である。つまり、思ったところにヘッドを落とす技術を磨こうという作戦だ。それで渋野の練習スタイルを真似て、左手打ち・右手打ちに挑戦した。それぞれ100球ずつトライしたが、全然打てない。女子プロの練習風景では良く見る光景だが、自分でやってみると「全く打てない」のである。しかも狙っている場所に「全然当たらない」のだ。これが当たらなければナイスショットなど「夢のまた夢」である。きょうは都合200球、ゴロやらシャンクやら散々な球ばかりをを打って一段落、少しは「体の力とタイミングを合わせて振るコツ」が掴めて来た、と感じてやっと終わった。のこり100球は8番と6番をゆっくり大きくスイングして、練習は終わりである。片手打ちも「正しく身体を動かす」ことが必要で、まず身体の動きと同調することが良いスイングの基本らしい。

今日は初めてだから上手く行かなかったが、これを続けることで「何か一皮むける」んじゃないか、と感じている。青木コーチも言っていたが、基礎練習を飽きずにやることが上達の早道だと思った。来季女子ツアーが開幕する頃には、私のゴルフも「もう一段ランクアップ」と行きたい。

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