2020年も半分が過ぎた。相変わらず世界ではとんでもないことが起きている。気候が安定していない。寒い地方が暖かくなり、暖かい地方が寒くなる。大雨と洪水。ウイルスの脅威。私たちが経験している今までの地球の自然のバランスが崩れている。
6月初旬
アメリカでは、もうすぐ夏だというのに、地域によっては大雪が降る季節外れなことが起きている。
地域は、ユタ州、ワイオミング州、コロラド州、アイダホ州、モンタナ州。
モンタナ州の一部では「 30センチの積雪」。吹雪になったところも。
6月下旬
中国の新疆ウイグル自治区の複数の県でも「暴風雪に見舞われた」ことが中国国営 CCTV で報じられていたそうです。
6月20日
北極圏に位置するロシア、シベリアの町ベルホヤンスクで、気温が過去最高の38℃を記録した。科学者たちによれば、今回の記録は地球が急速に高温化していることの証しであり、北極圏は今後ますます加速的に暑くなることを示しているという。
中国・ヨーロッパで大雨洪水被害
6月当初から雨が降り続いているそうだ。NTDTVの情報では、武漢のある湖北省でも新型コロナウイルスの次は豪雨と洪水による被害を受けている。被害は全国26省・市に及び、少なくとも1000万人以上が被災しているとの情報がある。
6月22日からの週に入って中国・重慶の水害がいよいよひどいことになってきた。中国当局は80年に一度規模の大洪水だと警告を発している。
「三峡(さんきょう)ダム」(湖北省宜昌市三斗坪) は大丈夫か?と世界中が心配している。
長江沿いの680のダム湖、安徽省の299のダム湖は制限水位を超えて、安徽省の六安市などは村ごと水に沈んでいるところがいくつもあるようだ。
ヨーロッパでもルーマニアに大洪水が起きている。
6月9日
この数年、ミツバチの大量死が世界の各地で起きていますが、6月9日にヨーロッパのクロアチアで「 5000万匹以上のミツバチが大量死した」と報じられています。
ミツバチの大量死と農薬との関係についてはこちらで取り扱っています。
昆虫が減るとどうなる?part5世界の農薬規制の動きーおわり - 青空ーすべてはバランス
昆虫が減るとどうなる?part5世界の農薬規制の動きーおわり - 青空ーすべてはバランス
ブラジルでも大量のミツバチが死んでいる。原因は農薬だけなのか?暖かい地域が急に寒冷化するという気温の問題もあるかもしれない。
アフリカ豚熱
ASF(アフリカ豚熱)は、ASFウイルスが豚やいのししに感染する伝染病であり、発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。 (農林水産省)
東南アジア、中国、アフリカなどで昨年から大量の殺処分が続いている。
6月25日
午前4時47分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があり、同県旭市で最大震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは36キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・1。東日本大震災の地震の余震と考えられるという。
写真は