今日は12月9日。そう、1年前の今日、N101・301系は旅立ちの日を迎えました。
あっという間に過ぎてしまった1年。今日は、僕の見てきた101系の軌跡をたどってみることにしましょう。
まずは、父親に連れられて電車を見に行っていた2006年頃の記憶。
101系の並びが日常茶飯事だった頃。
よく、このころ写真を撮ったなと今は思います。
南入曽のイベントでは101系と綱引きをしました。
101系が珍しいわけではなかったのであまり撮影はしていませんでした、そろそろ30000系のデビューもささやかれ始め、101系も先は長くないな、と言われ始めたころから意識して撮影するようになります。
まあ、まともな記録はあまりありませんがね。
2008年9月撮影 飯能にて
なんか、小手指に珍しいのがいるぞ!
くらいの感覚で撮影した記憶のある三岐甲種。
撮っておいて良かったな、というところです。
2009年に入って、西武好きの方と知り合い、次第に毎日にように101系を撮影するようになります。
そんな中、305F、307F、313Fが横瀬へ廃回。横瀬に留置されている姿も撮影に行きました。
横瀬
この頃、新宿線の南入曽車両基地では土休日の101系3並びが小さな話題となっていました。
南入曽は近くないので、撮影にはなかなか行けませんでしたが、1回だけ撮影していました。
南入曽に行ってから、新宿線へも少しずつ行くようになりました。
2009年6月撮影 上井草にて
そんななか、2009年の武蔵丘イベントで271Fがツートンカラーとなってお披露目。
ピカピカの271F。
そして、271Fがツートンカラーとして営業運転を開始した日。
この日は朝夕の運用で、昼間は撮影できませんでした。写真は東長崎に停車中の回送電車。
2009年の南入曽イベント。
臨電を降りたところには295Fが展示されていたようです。
撮影会の方では101系の並びも。
この頃は、学校が終わるとすぐに撮影、夏休みなどの長期休暇に入ると1日中撮影しているような日々。小さい頃の記録ですから、いい写真は滅多にないですが、その中でお気に入りの一コマがこちら。
大雨の中を走ってくる101系です。
なんとも力強い。
4+4+2編成もしっかり記録していました。
今はなき椎名町駅の旧駅舎と101系。
時代の流れを物語っているようです。
2009年から2010年にかけては、たくさん撮影していたのですが、2011年に入り、野球に興味をもったせいか、あまり撮影しなくなってしまいます。
震災後の特別ダイヤで珍行先が多数見られていたので今となっては後悔しています。
撮影していないと言いながらも、池袋線で2+2+4編成が走っているという情報を聞いたら、足が向いてしまうもので、この日だけは1日中地元で追いかけまわしていたようです。
椎名町
東長崎
江古田
これが、僕が初めて見た2+2+4編成。2011年4月の記録です。
2011年夏は、本当に撮影していません。
と言いながら、南入曽のイベントには参加していました。
曇っていますが一応。
しかし、冬に近づき転機が訪れます。
伊豆箱根鉄道駿豆線1100系の赤電カラー復活です。
これは撮影しなければ...
ということで伊豆方面へ。これが久々の撮影でした。
赤電を見て、気分も高まったところでレッドアロークラシックの登場や205seriesさんと鉄道の話題で盛り上がっていたのなどいろいろなことが重なり、再び撮影に出るようになりました。
そして、2012年。205seriesさんと一緒に撮影したり、一人で撮影したり。
雪の日には狭山線にも行きました。
定期快急運用に入る271F。
この、2012年の桜が101系にとって最後の桜となってしまいました。
そして、ダイヤ改正で新宿線の拝島快速と快速急行がなくなると聞くと毎日のように新宿線へ通います。
295F+303Fによる拝島快速。
迎えた6月29日、ダイヤ改正前日。
この日のうちに303Fと295Fが池袋線へ転属。いきなり池袋線で運用に入りました。
椎名町~東長崎
2+2+4編成や309F+271Fも運用入りしていたこの日。101系祭り、といったところでしょうか。
東長崎では並びも。
椎名町~東長崎
7月15日。この日は2+2連による団臨が運転されました。
@東吾野
夏休み、ずっと撮ってみたかったひばりヶ丘の101系並びも撮影しました。
295Fと271Fの並び。
東急車試運転もあり、期間限定となってしまった並びも。
101系最後の夏が過ぎ、9月30日。横瀬イベントで101系が臨時快急に使用されました。
臨時快急の送り込み回送。
このイベントの告知ポスターで「1969年から続いた101系の歴史が、まもなく終了します」との表記。
10月21日には101系にとって最後の団臨。
特製の幕で素晴らしい記録になりました。
そして、11月30日。N101・301系営業運転最終日。
第4245電車 271F+309F
この運用をもって、営業運転が終了。
12月2日には譲渡向け?と思われる機器交換のための309Fの回送が小手指→玉川上水で行われました。
そして、ついに来てしまった旅立ちの日。2012年12月9日。
日の出前の小手指を出庫し、西武園を目指すさよなら臨時電車。
最後の池袋入線、309F。
最後の山登り。101系としての終点まで、あと少し。
横瀬では撮影会が行われ、旧101系との並びも実現しました。
秩父の山に、別れを告げる。
N101・301系が引退してから1年。
今では3000系にも廃車が出ています。西武に長く続いた3扉車の歴史が終わってしまう日もそう遠くないかもしれません。
1日1日を大切にしていきましょう。
これからもたくさん撮影しに行きましょう。
ブログ、楽しみにしています。
バレンタインでなかったとしても、西武最大の車両基地ですからいつかイベントがあってもいいかと思います。
ありがとうございます。私はあなたから学んだことはたくさんあります。最近、趣味にズレが出始めてきましたが、これからも一緒に撮影できればなと思います。
近いうちにブログを移転するつもりです。移転先は設備面が今よりもかなりいいので期待してください!
271Fは2009年にツートンにリバイバルになったにも関わらず『バレンタイン小手指車両基地デー』は2010年は念願の『毎年恒例のイベント』はお預けになり、2011年は念願の開催が降雪の恐れのため中止で、当時は大相撲の八百長問題と重なって大ショックでした。
しかし、2012年も『バレンタイン小手指車両基地デー』の開催がなく12月9日に引退してツートンは小手指で展示が幻になりました。
とくに今年は西武鉄道100年アニバーサリーにも関わらず『バレンタイン小手指車両基地デー』の開催はなく、L‐trainの展示も幻になりました。
来年の『バレンタイン小手指車両基地デー』も冬の電力不足による計画停電実施の恐れと小手指車両基地周辺に小学校があるのに伴い土曜授業実施で5年ぶりの開催は絶望的で、鉄道イベントとして異例の『短命イベント』になりそうです。
できれば春休みに小手指車両基地でイベントの開催をしてほしい…。